All in my head

1994年生。元客船クルーの航海日誌 / IG @imknto はリアルタイムで更新中。

言葉足らずの自由 / Ensenada 🇲🇽

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さとり世代の筆者、いよいよ三十路を迎える今年。

愛読書(雑誌)のポパイは定期的に「おとな」にスポットライトをあててくる。

「おとな」になるには、いつか「おとな」になったらなどなど。

己のスタイルを確立した先輩たちの知が美しく言語化されており、もし何かの間違いで自分が話す側になったら何を言うかななんて妄想も。

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全ては素敵なシティボーイになるため。

そんな切なる願いを抱いて生きていたら、もう世間から大人として見られる年齢になってしまった。

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着こなしや身だしなみ、心得にマナー。

誌面上のインプットはまだまだ体現できていないのは確か。

 

それでも色んな人に出会い、様々なエピソードが生まれたのは20代ポジ要素。

良いことがあればその逆も然り。

感情を揺さぶり、想像を超越していく瞬間に旅の醍醐味を感じる。

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Netflixで実写化されたほど世界的な人気を誇るワンピース。

船に乗ったのはワンピース好きがこうじてと言うのはこじつけすぎかもじれないが。

主人公ルフィは目指す海賊王像はこの海で一番自由な存在。

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自由とは何か、それはもう哲学の域。

一般的には,心のままであることあるいは外的束縛や強制がないことを意味するらしい。

 

自由には責任が伴うと小さな頃から言われ育ってきた。

勝手気ままが自由ではなく、自由という権利のもとで起きた結果に責任を持ちなさいと。

 

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責任は英語で RESPONSIBILITY 

RESPONSE + ABILITY つまりは反応、返答さらに対応する能力。

原義に込められたのはそんな意味。

英単語の多くは二つに分けると本質に近づきやすい。
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応答する能力(責任)があれば自由になれるという解釈。

仕事の質を上げていけば自由になれるのかもしれない。

自由な大人を目指して。

忘れ物、無くしものをしている場合ではないのだ。

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今回の写真はアメリカに近いメキシコ、エンセナダ。

車だったらサンディエゴからなんと2時間、、この感覚は日本人には分からないもの。

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ENSENADA

ハワイに行くクルーズで最後メキシコによるため最終日に寄港するパターンが多い。

物流の拠点としても栄え、国内屈指のコンテナ取扱量。

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温暖な気候でワインと新鮮なシーフードが大人気の街。

エンセナダのご当地グルメ、フィッシュタコスを求めて下船。

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本来は夜に街が本領を発揮するようであまり人気のないお昼時。

街の雰囲気もこれまで見てきたメキシコとは一味違う。

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トルティーヤにタラのふわふわすり身天ぷらがのった状態で提供。

飾り気のなさは斬新そのもの。

シンプリシティの勝利。

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お好みで山盛りベジ、多種多様なサルサとライムを。

これがメキシコ料理のいいとろ。

カスタマイズしたい放題、好きなようにして頬張れという店主からのメッセージ。

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素材を味わいたいので控えめなフィッシュタコスが完成。

(早く食べたいので撮影はiPhone)

魚介もあうのか…タコスの懐の深さ、自由な料理だ。

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この後エビにもトライしたがこちらも美味。

お店のすぐ裏手は新鮮さを裏付ける小さなシーフードマーケットが。

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ディスプレイに愛が感じられてとても良い。

Mercado Negro

https://maps.app.goo.gl/284vfPJXbZyAnrWM8?g_st=ic

 

暖かい陽射し、港から市場が歩ける距離、ローカルレストランの地元メシがリーズナブル。

カリフォルニアに住んでたら毎週通ってしまいそう。
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気分の良いポートデイの締めはやはりカフェ。

自家焙煎のコーヒーがテラスで飲めるお店はプライスレス。

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オーダーの待ち時間にバリスタの手仕事が見れるのは嬉しい。

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海外のカフェはなぜこうも輝いて見えるのだろうか。

本当に輝いてる可能性もある。

素敵なロゴ、地元アーティストの猫ステッカーも購入。

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Xcaanda Coffee Bar & Roasters

https://maps.app.goo.gl/zoE8LYWjdeoZrAKbA?g_st=ic

 

クルーズ客が毎日のように訪れるこの街。

お土産の質、数ともに申し分なく時間が惜しい。
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人生で初めてステンドグラスを購入。

人魚と灯台の2枚で一万円ほど(相場が分からない)

いつか飾る日、飾る場所を夢見て。

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ガイコツカップルの小物入れもお気に入り。

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サッカー熱が熱いメキシコ、今年もコパアメリカ(南米選手権)が開催されている。

サプライヤーのアディダスは新たなデザインのホーム&アウェーキットをリリース。

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古代文明から着想を得た新旧融合したデザインは毎回抜群に素敵。

下船したとある日、ちょうどリアルタイムでカタールで行われていたブラジルの試合がレストランで放映されていた。

お客さんみなテレビに釘付けで食事が喉を通っていない姿は印象的。

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次のW杯はアメリカ、カナダとの3カ国共同開催。

どんな盛り上がりを見せてくれるか楽しみでならない。

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メキシコ編はエンセナダで完結。

ダイヤモンドプリンセスのカムバッククルーズ、太平洋沿いバハ半島から3ヶ月間サンディエゴ〜メキシコ本土を航海してきた。

ハイライトはやはり豊かな食文化とビーチリゾートでほろ酔いチル。

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続きはコスタリカ、グアテマラそしてパナマの写真を載せていきます。

寄港時間短く内容薄いかもですが…外に出れて空気を吸っただけでも価値あり。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

高鳴るは胸の鼓動 / MAZATLAN 🇲🇽

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今日も考えている。

なんで船に乗ろうと思ったのか…。

初めましての場で話が弾むとよく聞かれるこの質問。

答えはかなりシンプル。

「旅行を仕事に」

まるで怪しいサイトのキャッチのよう。

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◾️サンディエゴでよく御一緒するホランドアメリカはロゴが好き。

 

時は遡り2016年。

銀座の酒屋さんで配達のアルバイトをしていた。

体力勝負な分、高時給で休みの融通効くありがたいお仕事。


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スパンはだいたい1週間〜2週間。

シフト申告の度、店長にまた?と言われていたような。

そんな生活を1年半、その間に訪れたのは10カ国くらい。

 

タイ、ニューヨーク、台湾、韓国。そして東南アジアラウンドでベトナム、カンボジア、タイ、マレーシア、シンガポール、フィリピンと巡った。

近場を中心に最後香港へ。

 

何か目的があった訳でもないが夢中に海外へ出向き写真を撮り溜めた22、23歳。
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そんな中ふとした瞬間、自分は周りから見ればただの旅好きフリーターであることに気づく(今もそう)

もしかしたらもう少し旅行に時間をかけれるのでは?

もしくは海外駐在の仕事、青年海外協力隊の道もある?

しかし後者において学歴、スキル不足は明らか。

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◾️MAZATLAN リヴァプールストリートのビートルズ像

 

2015年のワーホリinオーストラリアでは大半の日々を韓国人と過ごし英語はほぼ使わず。

帰国後、東京のバックパッカーでのアルバイトに応募したことがあった。

しかし日本人との英語面接でフリーズし落選。

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この出来事から英語面接に苦手意識が生まれたのかもしれない。

言語のセンスない自分は地道に努力する他ないのだ。


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◾️BIENVENIDOS はようこそという意味、中庭で囲むパティオは魅力的。

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◾️この日一緒に同行した同僚ウクライナお姉さん。

一休みカフェで彼女が頼んだのはドライアップルがこれでもかと入った食べるローズティ。

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◾️これがとても美味しい…ハイセンスな一杯。

甘党にとってもメキシコは天国。

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Dolce Mami Suc. Centro Histórico

https://maps.app.goo.gl/CLwnWQ7mTjt6cosC9?g_st=ic

 

暗中模索の進路。

酒屋バイトの電動自転車で有楽町まで行った週末。

大きなJTBの支店の前にデカデカとスーパースターヴァーゴ初日本発着!の広告が。

 

ここでよし船か、、とはならなかったはずなのだが。

考えもしなかったアイデアが落ちてきた時、高まる胸の鼓動。
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国内大手、飛鳥IIを所有する日本郵船にアプライするも書類選考で落選。

これまでも節目に幾度も落ちてきた事実。

 

諦める訳にはいかない大航海。

別の道を拓くためグーグル検索続行。

 

インディード経由で香港のクルーズ会社に採用されたのだった。

結果そこは有楽町JTB広告の船なのがおもしろいところ。

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ウエイターからフォト枠でプリンセスに移籍し2回目のコントラクトでパンデミック。

その2年後、カムバックしヨーロッパ、中米へと物語が続くことは当時知る術もなく。
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前置き長くなりました。

今回はメキシコ、ゲストもクルーも大好きマサトラン

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新旧が見事に調和しほぼ完成されている観光地といえる。

 

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旧市街の中心、スペイン統治時代が色濃く残る大聖堂。

街と調和する黄色の使い方に感服。
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セントラルエリアにあるカテドラルとマーケットはセットで訪れて。

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生鮮食品からお土産、雑貨服まで幅広いジャンルをカバーする大人気市場。

しっかりと動線が確保され広い道幅。店舗も驚くほど整頓されている。

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上野アメ横の地下街がよっぽどカオス。

クルーズ慣れしているので英語も通じやすい。

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2階のフードコートは大繁盛。

ただ何が何なのか読めないし、想像すらできないので知っているもの選びがち。

日本に来た観光客も同じ気持ちなのだろう。

やっぱりちょっともったいない気もする。
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Pino Suarez Mazatlan Market
https://maps.app.goo.gl/xy735JkqroVpppHQ9?g_st=ic

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メキシコといえばもう一つ柔軟剤のダウニーのイメージ。

原産国だからかスーパーでとても安く買える。

アメリカ、ベトナム製のものよりフローラル系の香りが強いとか💐

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船内で唯一やらなくてはいけない家事、洗濯。

クルーランドリーはもはや戦争状態、限られた台数(すぐ故障する)を全員で奪い合う。

時には前方から中央まで遠征することも。

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フワフワの仕上がり、良い香りに包まれた洗濯物は人を幸せにする。

Tシャツはアイロンかけて畳んでしまうまでがルーティン。

 

待ち時間なしで洗濯機が使え、仕事中に乾燥まで終わらせれた時の快感。

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国内外問わず旅先でコインランドリーがあれば喜んで足を運ぶ。

洗濯物だけは溜めたくないのだ。

おすすめの空間美コインランドリーあったら是非教えてください。

 

なんで船に乗ったのか、という書き出しから洗濯大好きという締めは想像もせず。

書きたいことを書きました。

次回メキシコ完結、ラストエピソードです。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

なんてったってビーチ x2 🇲🇽

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何時間かけて準備しようと一瞬で終わるオンライン面接。

いつも通りやるだけと心がけても緊張するもの。

そんな場面が急遽セッティングされ練習におわれていた。

少しは英語が話せるようになったのか。

所々運任せ。

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話は戻り毎度サンディエゴから始まるメキシコクルーズ。

 

当然と言うべきかもしれないがセキュリティ大国アメリカ、空港と同様に港も出入国が超厳しい。

数に限りのある外出許可証、出れる時間もあまり取れず。

ゲストの下船が完了しすぐ乗船とタイトシフトなターンアラウンドデイ。

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Sail Away の出航パーティはオープンデッキで。

Shut up and dance with me / WALK THE MOONの曲と共にダンサーズのパフォーマンス。

笑顔な人が周りにいると自然と自分も笑顔になるもの。

ハッピーオーラはどんどん出すべし。

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足元から伝わるエンジンのかかった振動。

ここで脳内ビジネスモードに切り替わる。

ゆっくりと旋回しゆっくり加速。

ブリッジ(操舵室)から3連発される汽笛は港中にに響きわたる。

癖になるこの瞬間。

ちなみに客船は時速40キロくらいで進みます(ノットだけど)。

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Huatulco

船上での1日を終えた翌朝。

青空の下、到着したのは美しきビーチタウン。

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この日は早起きして朝からお仕事。

寄港地での撮影はローテーションだがこういった映える背景だと俄然やる気。

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Playa Santa Cruz

https://maps.app.goo.gl/EMs5FVjFxnG2de5d8?g_st=ic

白浜のビーチにブランコ、そして我が家、お船。

クルーをしている上で夢見るこのシチュエーション。

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南国らしい背に高い花と青空のコントラスト。

いつの日か行くであろうカリブ海。

メガシップが何隻も停泊するマイアミ発着で島々を周るのもロマンがある。

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ついつい日陰を選びながら歩みを進める。

結果小1時間ほど歩き目的地のモールでお買い物。

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とってもタイプな教会のサイズ感、色味に奥行き。

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夏の軽井沢、ハルニレテラスにもある傘のディスプレイは一体どこが発祥なのだろうか。

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このコントラクト全体で歯磨き粉をたくさん購入。

ホワイトニング歯磨きはどれだけ効果があるのか、自分で検証。

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憧れの世界線が現実になった1日に満足。


Puerto Vallarta 

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メキシコクルーズのハブポートのひとつがここプエルトバヤルタ。

この日はカーニバル社パノラマ号と相席。

乗客ほぼ4000人の大型シップは並ぶとやっぱりひとまわり大きい。

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前述したお気に入りビールソルクラマト。

ヨーロッパにいた時はエナジードリンクばかりだったがこのコントラクトはクラマトが代行。

栄養補給できてる感覚の味、アルコールだけど。

暑い日は特に効く気がする。

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白塗りの壁には全く主張のないビーチ看板。

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力強い矢印の先はローカルのアジト…?

ちょっと心配だが来た道を戻るのはNO WAY

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Crown Paradise Golden Hotel

https://maps.app.goo.gl/VqUfTQWkhrVwdaV19?g_st=ic

広がる長い長いビーチは立ち並ぶホテルのプライベート使用。

街の喧騒から一線を画す静寂さ、異世界が胸を打つ。

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水平線を前に輝くステンドグラス。

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シンプルを極めた100点満点のチャーチがハイライト。

良すぎて同じ構図で縦横撮影。

もしブライダル出来るならここ希望。

同い年の大谷さん結婚…。

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マリンアクティビティにショッピングと徒歩圏内で全て完結するのは魅力。
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一晩泊まる訳にはいかないだろうかなどと無理を言っても仕方なし。

ビーチを背に船へ戻ったのでした。

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メキシコは本気でまた自力でゆっくり来たい国。

大小関わらず、どの寄港地も旅人心を鷲掴みにするハイクラスな満足度。
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ラスト20代の今年も好きなことを出来るのは幸せなこと。

それはたくさんの人に許容され生きているという意味もあり。

これまでお世話になり関わった皆さんに少しでも恩返し出来る2024年にしたい。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。

好きな色を見つけよう / MANZANILLO 🇲🇽

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足早な春の到来にざわめく胸中。

筆者にとって2月は出会いと別れの時期なのかもしれない。

記憶に新しいのはコロナ襲来クルーズの2020、そして再開クルーズの2022。

そして勝負の今年。

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下船後、迷走期間を経て見出した道のり。

たくさんの支えがあり、ワクワクする扉が今開こうとしている。

 

その選択に当たってセントラルアメリカ航路での日々は大きく背中を押した。

言わばコーヒーベルトクルーズ。

この先、ちゃんと言語化してストーリーを更新していきたい。

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今回はメキシコ、コリマ州最大の湾岸都市。

ダイバーの憧れ、#バショウカジキ で有名なマンサニージョ編。
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MANZANILLO 

主にアメリカ人向けの高級リゾートとして栄えるバハ半島からさらに南へ。

太平洋沿岸、本土に初上陸した日の朝。

ポートサイド(左舷)から下船し踏み出した第一歩目だった。

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眼下に鋭く射し込む太陽のリフレクション。

砂塵を帯びた熱気、纏わりつくような暑さ。

その合間を嫌そうに流れる生ぬるい浜風、それに伴うワイルドで野生味溢れる冒険の匂い。

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それら全てがあまりにも強烈。

背筋の辺りから走る衝撃、これこそ船員のエクスタシー。

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やっと想像していたメキシコに足を踏み入れた…散歩中の率直な感想。

これぞ異国情緒。

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バハの街並みより遥かに色濃い住居たち。

でも不思議なほど景観に寄り添い、溶け合う。

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立て続けに現れる鮮やかな色彩。

街全体がパレットのよう。

そして当然英語は聞こえず、見ず知らずの路地を彷徨うアジア人の絵はきっと不自然なほど浮いているのだろうな…。

そんなくだらない事を思いながら人間ウォッチング続行。

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メキシコといえばこの吊るされた切り絵。

#パペルピカド にも目が慣れパタパタと風に舞う音がまた心地よい。

お土産(自分用)に買ったので1人暮らしが始まったら飾りたい。

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OXXOは大手コンビニチェーンはお気に入りの立ち寄りスポット。

ビールがとにかく安いメキシコ。

STEVE AOKIコラボのDOS EQUIS缶。

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このビールは日本航路をしていた頃から船のクルーバーで販売されていた馴染み深い銘柄。

現地で飲める日が来たのがとても喜ばしい。

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いつも撮り溜めた写真はiPadで加工している。

だいたい終日公開日に、部屋で1人黙々と。

 

SNAPSEED

このところ連投しているメキシコの写真は特に色味に魅力がつまっている。

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筆者がかれこれ5年以上使っている加工アプリがSNAPSEED。

グーグル社の開発したアプリで無料なのが信じられないクオリティ。

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フィルターから繊細なレタッチまで素材を活かした加工が出来る(気がする)。

Adobe社のPhotoshopやLightroomほどツールが込み入ってないから使いやすいのだろう。

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この1枚は直感的にとても気に入っている。

写真など自己満足でしかないのだがが世に出て、人に見られてこそ輝くと信じたい。

そのためのこのブログ。

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とにかくメキシカンはみんな良く食べる。

トルティーヤにサルサをたっぷりかけて豪快に。

かぶりつく姿に目が釘付けになるほど。

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塩はもちろん、唐辛子のスノースタイルはカラフルかつ斬新。

いつも気候の話で申し訳ないが冗談抜きでふだんとは比べ物にならないほどお酒が欲しくなる。

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お酒の失敗はその昔カンボジアで起きてしまった。

自分のミス。キャパを知ること、大事なのはコントロールマイセルフ。

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ちなみに東京でおすすめのバーはここ。

Bar B&F

https://maps.app.goo.gl/PcUerRMDZrT4hru6A?g_st=ic

改めてお酒ってこんなに美味しいのかと悶絶。

目が覚めるようなフルーツカクテルがいただけます!

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細道でローカルにすれちがったらHola!と笑顔で一言。

怪しいものではございませんという意味に。
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どんなに歩き疲れていようと階段があればどんどん進む。

特に知らない街は尚更、多角的に見てみよう。

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港に戻りお土産を見ながら頃合いで帰船。

ちょっと写真が多くなった今回。

こぎれいなバハ半島の街とは異なるバイブスが伝わったら嬉しい。

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船員も街に出れば半日しかいないただの観光客。

限られた時間の中で、どれだけ視線を現地の生活にリンク出来るか。

あとは無心でシューティング。
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次もメキシコ、総集編になりそうです。

また写真が多くなりそうですがよろしくお願いします。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

パワースポットに酔いしれて / CABO 🇲🇽

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プロ野球のキャンプインニュースとシンガーソングライターTOMOOが気になるのこの季節。

低迷期から心の中で推していたオリックスが見違える強さになり感激。

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実は那覇、浦添、石垣とリゾートバイトついでに春季キャンプに行ったことがあり。

それはもう選手が近くて楽しかった記憶。

そんな沖縄もタコスが有名、お腹いっぱいになります。

 

King Tacos キングタコス 長田店

https://maps.app.goo.gl/RRq3boo7m1K2zpmt7?g_st=ic

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話は戻り今回もメキシコ、カボサンルーカス続編です。

奥に見えるのはディズニークルーズ、その名もディズニーマジック。

San Diego発着同士、ほぼ同じ航路で勝手に抱く親近感。

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今やなき香港クルーズ時代のフィリピン同僚はコロナ明けディズニークルーズへ。

FBの投稿がいつも楽しそうで自然とこっちも嬉しくなる。

願わくば船内ツアー申し込みたい。

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SHORE EXCURSION

話は戻ってカボサンルーカス、ツアーエスコート。

船内にはショアエクスカージョンというデスク、ポジションがある。

その名の通り寄港地観光係だ。

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彼らが斡旋する各ツアーのヘルプ要員枠が毎クルーズ各寄港地で募集される。

どうしても気になる行き先、限られた時間での周遊ツアーや自力ではいけない遠方など理由は自由。

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そして寄港地前日、デスクのポストには各ツアーのチケットが名前入りで入っており自分の名前があればラッキーといったところ。

ミュージシャンやダンサーなど寄港中、自分時間の融通がきくポジションはよく当たる。

そして何度もやればショアエクスカージョンサイドとの信頼関係が築かれさらに高確率で当たるシステム。

そもそも寄港中、仕事があったら申し込めない宿命。

本当に船内での職種が全てを決めるのだ。

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前コントラクトのヨーロッパ航海中は日本人2人だけ。

もう1人がこのショアエクスカージョンデスクで、それもクルー斡旋ポジションの奇跡。

その時期は名前書けばチケットもらえたボーナスタイムとも言えよう。

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このコントラクトの行き先はコーヒーベルトとも呼ばれるエリア。

グアテマラでのコーヒーファームツアーは是が非でも行きたかったので感無量。

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カボサンルーカスでのツアー、前回はシュノーケリングを満喫。

さあ今回はキャメルライドとメキシコ奥地での冒険(直訳)

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世界屈指のパワースポットとして知られるこの街の果てへダウンタウンから小1時間バス移動。

カボアドベンチャーのツアーに同行。
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多種多様なサボテンを盆栽かのように鑑賞。

個人的には教育テレビサボさんのイメージが強い。

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尋常じゃないユニフォームの色褪せ方。

OBから代々受け継がれているのだろうか。

 

CAMEL SAFALI
https://maps.app.goo.gl/yiVcNvzYgHcB7HY48?g_st=ic

まつ毛の長い本物のラクダとご対面。

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熱い記念撮影後、白いマントをまといこぶに乗りこみビーチ散策。

バディがいないので1人1ラクダの筆者。
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カメラマンの写真とドローン撮影の動画は本来買うのだがあなたはクルーだからあげるよ!と全データいただく。

クルー冥利に尽きる。
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太陽の下、青い海を眼下になんて贅沢なランチタイムだろうか。

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サボテンサラダをつまみつつバーベキューポークに舌鼓。

冗談抜きで全部美味しい。

お皿も可愛くないですか??

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勤務中なことを忘れライトなビールとテキーラショットを交互に

オレンジレンジならぬどうこのロケーション。

柔らかいお肉とアルコールのコンボでも脳内にはこの後待ち受けるフォーマルナイト(仕事)。

 

乾いた空気の渦をゆっくりとかき分けるように流れる時間。

溢れる多幸感を噛みしめてたら涙。

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今振り返っても贅沢だなと思う。

さらに帰りの道中、コーストを走るバスの車窓から鯨の姿が何度も見えゲストは大喜び。

アメリカンはその都度フォー!!と叫ぶのがまた微笑ましい。

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太陽の国とも呼ばれるメキシコ。

大地にみなぎる力から自ずと湧き上がるバイタリティ。

メキシコ、バハ半島のハイライトに相応しい時間はあっという間に過ぎていった。

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番外編

メキシコのマクドナルドでは何も言わずともハラペーニョソースとケチャップがついてくる?

偏見も入ってるがBig Mac史上ダントツで美味しかったです。

辛いものは正義だ。

 

読んで頂きありがとうございました!

青き楽園 きっとここがパラダイス / CABO 🇲🇽


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久しぶりの冬、寒空に凍える年明け。

この数シーズン着るタイミングがなった韓国メイドのモコモコダウンが手放せない冬の軽井沢。

 

夏の繁忙期に縁あってプチ移住した長野と群馬の狭間。

忙しさはノンストップで紅葉、クリスマスにお正月と駆け抜けていった。

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街の賑わいはようやくひと段落した様子、その理由は寒すぎるから。

最高気温がマイナスなんてこともふつうにある。

それでも例年より暖かいらしい。

 

今や昔、船内の年末ホリデーシーズンは家族連れで大賑わい。

クルーにとっても楽しく同時にハイキャパシティで忙しい時期だった。

チーム内でのシークレットサンタと呼ばれるプレゼント交換は恒例行事。

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メキシコのポートで働く青年の髪型はとてもクール。

定番のクリスマスソングに加えスペイン語圏で知らない人はいない?名曲、Feliz Navidadの大合唱。
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吹き抜けの船内中央に響く歌声がホリデームードに華を添える。

カウントダウンセレモニーはフォーマルナイトと重なる運命。

ポートレート用照明セットを撤収しそのままオープンデッキへ直行。

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仕事はほどほどに、夜空へ消えていく大音量のパーティチューンとカウントダウンコール。

クルーバーでは我らのラボマネージャーfromフィリピンが副業のDJに早変わり。

本業を終え髪をバーバーを営むマイメンもフィリピンズ、恐るべし彼らの二毛作的なマルチタレント。

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船員ライフの始まり。

それはこの時期のマニラ、ギラギラした現地民に囲まれ刺激的な日々だった。

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そういえばサッカーアジアカップでも日本代表は苦戦を強いられている模様。

東南アジアのサッカーレベルが上がっているのは紛れもない事実だろう。

取り分け次戦の相手インドネシアのフットボール熱は異常だ。

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メキシコ第3回はセレブ御用達のリゾートそしてナイトスポットで知られるパリピタウン。

バハ半島南端に位置するリゾート土地はマリンレジャーでも有名なCABO SUN LUCAS

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テンダーポートなので船から横付けの小型船に乗り換え港へ。

いつもより自由時間に余裕が必要になるが海面レベルの景色は一見の価値あり。

船が心なしか大きく見える瞬間。

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決して野生とは呼べない、人懐っこいシーライオンたちが港でお出迎え。

泳いでる時の気持ち良さそうな面持ちにときめくのは最初だけ?

現地民からしたら野良猫などとあまり変わらない扱いなのかもしれない。

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お隣カーニバルクルーズの同業者たちは人魚がスタンバイ、、気合い入ってますね。

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巨大ショッピングモールでお買い物の前にちょいと腹ごしらえ。

セレブ向けリゾート地なだけあって当然のごとく全般的に観光地プライス。

 

そんな中、ツーリスト相手にビジネスをするローカルたちが集う食堂のようなレストランが木陰にひっそりと佇む。

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Mariscos Brisa

https://maps.app.goo.gl/Y8pKxsWnoEoA1zju6?g_st=ic

 

マリンポートのコーナーという抜群のロケーションながらどことなく入りづらい雰囲気がまたいい。

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食事は出来たてで提供され問題なく美味しい…シンプルだがそれに尽きる。

テーブルに置かれた使いきれない種類の赤いサルサ。

スペイン語は出来て損なし。
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動かなさそうなフードトラックが奥にも何台か集まっているこのゾーン。

大好物のプラスチックイスに腰掛け俯瞰。居心地が良い。

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チップ稼ぎのエルマリアチが頻繁に来店するのはご愛嬌といったところ。

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コンビニたくさんあって便利なダウンタウン。

メキシコ最大の発見、超絶お気に入りのSOLクラマト

クラマトはハマグリエキス、クラムとトマトそして香辛料のミックスジュース。

これがビール、お酒と相性抜群、なおかつ健康的な気も。

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エアコンありますの表記文化は東南アジアにもありますね。
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至るところにあるドクターフィッシュビジネスはトルコ発祥らしい。

個人的には贅沢言わないので人にお願いしたい。

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感動のカタールW杯、前回のロシアに続き船で見れました。

2度あることは…どうなるでしょう。
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El Medano Beach 

乾燥した空気と焼きつく陽射し,それらに呼応する青い海。

カボサンルーカスを代表するメダノビーチで一服。

船の見えるビーチこそ筆者にとってのパラダイスかもしれない。

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日本の反対側にいるその時を噛み締めつつ、夢見るカリブはもう少し先。

次回はロスカボス続編、パワースポットでキャメルライド!

 

読んでいただきありがとうございました。

 

二郎系タコスと漆黒コーヒー 古都 / LA PAZ 🇲🇽

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日本に戻り半年以上。

今後の展開が見え隠れしてきたこの頃。

 

流れ着いた先は避暑地として有名な軽井沢だった。

下船した初夏から凍える寒さの冬へ。

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刻々と移り変わる季節の中での穏やかな日常。

そこには船上にはない美しさと儚さが共存する。

 

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話はちょうど昨年の今頃、冬らしからぬ11月。

かつてはバハ半島の首都として機能するなど長い歴史を持つラパス寄港編。

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メキシコの中でも抜群に治安が良いといわれるエリアだけあり、海岸沿いベイエリアはゴミひとつ見当たらない。

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やはり海といえばアイスクリーム、埼玉県民の発想。

バスから降り立った矢先、アイスクリームショップに吸い込まれるいつものパターン。

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迷えるフレーバー、困ったらピスタチオとチョコが最近見つけた答え。

すぐ溶けるのでスピード勝負で。

ジェラートっぽいと尚更嬉しい。

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コンビニで買ってみた缶モヒートはいまひとつ。

だが海の青さが全てをカバー。

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読めそうで読めない発音あってないスペイン語のスリル。

クルーズでコスタリカ、グアテマラ、パナマと行ったがその奥、広い広い南米は今後是非とも足を運びたい。

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メンズアダルトカット、約800円なり✂︎

壁面を埋め尽くすポートレートにバーバーの歴史を望遠レンズ越し垣間見た。

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下船したメキシコ西海岸は数えると8寄港地

その中でも1番美味しかったタコスはここLa Pazにあるストリートスタイル。
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Googleマップで発見したこちらのお店。

Tacos de Carnitas Don Abraham

https://maps.app.goo.gl/Abn7hnCdEyVyDHDp9?g_st=ic

圧倒的な⭐︎スコアとグッドレビューの数々。

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外観はお店というよりか屋台に近く観光客向けでないのは確かだろう。

肌で感じた治安の良さを信じて入店。
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ケミカルカラーの大男(ちょっとハイ??)が作るタコスを無心で頬張る大男たち…。

今まで見たことない図に上がる期待値。

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見様見真似で注文。

オラ!(こんにちは)、エスタ(これ)、アヒ(ここで)ウナ(ひとつ)、ポルファボール(ください)。

英語の場合アメリカ人っぽく言うと,,,

Hello, What are they having?  (プレートを指差さして)
it looks delicious, I wanna get that one. 


観光地で誰かが食べている美味そうものを自分も頼みたい時に使える便利表現。

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出てきました。

チョップされた肉汁溢れるホロホロポーク、サルサ、ワカモレは自分でかけるスタイル。

目の前で作られたものを目も前で食す、これこそ理想。

うまい、、、。

二郎系にインスパイアされたのではと勘繰るほどのヘビー級男味。

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1ピースでこれだけの満腹感を味わえるなんて幸せな食べ物。

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余韻に浸りつつ求めるのは食後のコーヒー。

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Expendio Café Batalla

https://maps.app.goo.gl/8YyhTWv1m1YojkSWA?g_st=ic

 

ドンアブラハムタコスからほんの数分、街角にひっそりとお店を構える豆屋さん。

焙煎の最後に砂糖を加えるトレファクトという焙煎方法でメキシコ産(VERACRUZ)の豆がメイン。

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ドリンクメニューは一つだけ。

テイクアウト限定、ブリュワーで抽出したストレートコーヒー。

 

発砲スチロールをちょっと強くしたようなカップに好きなだけ注ぐ漆黒の液体。

超深煎り焙煎で生まれた甘さとクリアな香りは他にはないテイスト。

この一杯を飲み干すとまた船で、次戻ってくるまで頑張ろうというバイタリティがみなぎるのだ。

 

そんな訳あってラスト寄港のLa Pazは特別エモーショナル。

豆を買い、次またいつか来れることを願い感謝の意を伝えた。

息子さんが日本カルチャー大好きという話も聞けて涙。
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青い空と海を噛み締めつつ一服。

メキシコはタバコ比較的安めか。

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クルーズチャーターのバスがゲストで混み合う前に帰還。

車窓越し、景色を楽しみつつまた30分かけてポートへ戻りながらこれまで寄港した日々シーンが脳内ハイライト。

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クルーズ船フォトグラファーになりパンデミックを超え見えた世界。

街で出会う人、食事、天気その全てがこれまでの選択を肯定してくれている気分だった。
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2、3時間の外出に必死だったあの頃。

その繰り返しで半年の航海は過ぎていく。

 

今回紹介したタコスとコーヒーはその中でもとりわけ心と脳に刻まれた味な店。

近い将来、そんな経験を提供する側に私はなりたい。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

気になること、リクエスト、感想などなんでも構いません。

もし何かありましたらお気軽にコメントください。

 

お待ちしてます!

 

次回Cabo Sun Lucas編に続く。