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1994年生。元客船クルーの航海日誌 / IG @imknto はリアルタイムで更新中。

カンチャナブリ/ボタニカルトリップとスーパーハイセンスな1人の実業家 タイ

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バンコクから日帰りで行けるところの1つにカンチャナブリ県がある。ミャンマーとの国境沿いに位置し自然豊かなところ。正直に言えばバンコクは人と車でごちゃごちゃした喧騒の塊のようなところ。その雰囲気もいいが少し足を伸ばして緑を見てリラックスするのもいい。
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カンチャナブリに流れるクウェー・ヤイ川に架かる全長250mの橋 クウェー川鉄橋は映画 戦場に架かる橋 で有名。第二次世界大戦の話で旧日本軍と捕虜となったイギリス人兵士が橋を作るストーリー。ただでさえ言語の違う人と働くのは楽ではないが、そもそも橋を作るって大変だなと言うのが映画を観た素直な感想。
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日本軍が敷設した鉄道が走る線路を歩いて渡る。橋からすぐ近くにある JEATH 戦争記念館 では鉄道建設に関わった日本軍の捕虜収容所があり実際に使われた武器や車などが見れる。そこの二階にある開けたところにある1つだけ年季の入った椅子がぽんと置かれている。そこに座って見るクウェー川鉄橋一帯の鮮やかな緑色と空のコントラストはとても美しい。

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少し遠くには日本軍の慰霊碑があったりカンチャナブリは日本にゆかりのある場所。
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いい香りのする彫り物はお土産に購入した。
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ベンツ W123…ステキな旧車のひとつ。
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実際に鉄道に乗ることも可能なのでツアーを申し込むのが良いと思う。カンチャナブリ県にはエラワン、サイヨークと2つの国立公園があり森林、滝、湖、温泉とネイチャーアクティビティがたくさんあるので何泊かして楽しむのがいいと思う。(日帰りでは橋と戦争記念館に行って終了…)さらに奥に進むとタイガーテンプル という虎と僧侶が暮らすお寺がありそこも気になるので次タイに行ったときに。

話はバンコクに戻り次は ジム・トンプソン という1人のアメリカ人実業家の家に行こう。

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彼はタイのシルクを世界に広めた元軍人で諜報員で建築家でもあるというスーパーマン。そして彼の最後は謎の失踪というからまたすごい。

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彼が失踪する前まで実際に住んでいた家 ( Jim Thompson House ) は現在博物館としてバンコクで人気の観光地に。タイの伝統的な建築様式が採用され木造の建物からは気持ち良い風が吹き抜ける。
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ツアーガイドの説明とともに部屋をまわるのだが日本語が選べるのもありがたい。彼自身が集めた東南アジアの美術品、特に仏教系のコレクションとインテリアはセンスはんぱない。写真撮影不可のものも多々あり…ツアー終わりにジムトンプソンブランドのシルク製品も購入可能。お金を払って見る価値のある空間でした。
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バンコクに行く以上、蒸し暑いのは避けられないのでその中でどれだけ楽しめるか。マイナスなんじゃないかと思うくらいのエアコンの温度設定のショッピングモールで涼みつつちょっといいアイスを買ったり、コンビニでドリンクを買ってまた外を汗かきながら歩く…そんな時間に余裕のある1日も悪くないですよ。

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疲れたらトュクトュクに乗って次の目的地へ。