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1994年生。元客船クルーの航海日誌 / IG @imknto はリアルタイムで更新中。

クアラルンプール/ベストホステルと深夜徘徊 マレーシア

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当たり前の話だが、宿は旅する上で重要だ。いつも旅先と宿泊した場所の記憶には結びつきがあり鮮明に記憶している。その中でも自己ベストのバックパッカーはマレーシアにある。
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首都クアラルンプール。観光地としてはバンコクシンガポールに比べると知名度は劣るかもしれないがとても魅力的な街だ。街はきれいで落ち着きがあるのに物価は安く英語も通じるのでバックパッカーにおすすめ。

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タイのリペ島(ブログの1話目)からランカウイ島経由で着いたクアラルンプールで泊まったのが mingle hostel というホステル。事前に Booking.com で予約しておいたのだが理由は1つ。レビューの高さだった。
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驚異的な数の★と口コミを世界中の旅行者から獲得するホテスルがお手頃な値段で泊まれる(実際一泊3000円くらい) なんてなかなかない。多少良かったなと思うくらいでは口コミは書かないし、★もつけないのが現実。泊まった当時の★は9.2。普通ではありえない数字だ。

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2泊したがレビュー通り素晴らしかった。最寄り駅の Pasar Seni 駅から歩いて5分ほどで利便が良く、1Fはレストランでホステルに泊まってる人はディスカウントがある。2Fと3Fが宿泊施設にになっている。何より外観がかっこいい。古い建物をリノベーションしたのだろう。天井は高く落ち着きのある色合いと洗練されたインテリア。非常に落ち着く雰囲気はクアラルンプールの街並みとどこかリンクする。

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屋上で取るフリーの朝食も見晴らしが良く気分がいい。そしてホステルがチャイナタウンに面しておりレストラン、屋台、露店が周りにたくさんあるのも魅力。コンビニやマクドナルドなど24時間オープンの店もあるので夜になっても人通りがある。ミングルホステルを拠点に到着して一息ついた夜11時、クアラルンプール深夜徘徊のはじまり。

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右手前がミングルホステルで周りに高い建物は皆無。夜道も暗すぎず明るすぎずちょうどいい。

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夜中にいったファミリーマート。いきなりかよと言われるかもしれないが現地のご飯が口に合わなかった時に日系のコンビニは神のような存在で日本の品物はやはり割高。

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マクドナルドはハラールフード使用。イスラム教の人たちへの配慮かチキン系のメニューが多い。マレーシアの国教はイスラム教。

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変な人が列に並んでいたが気にしない。ビッグマックセットが300円。ファストフードは日本よりもかなり安く食べれます。

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ほとんどのマレーシア商品には国が認めるハラール認証のマーク(左から4番目)がついており他のイスラム教国家からの信頼も厚い。イスラム教でなくてもハラールフードのマークは安心、安全の印。
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マレーシアの国民比は半分がマレー系、2割が中国系のチャイニーズマレーシアン(華人)、インド系など多国籍な構成。多様なアジアン文化がミックスするケースは珍しい。ただ歴史は戦争も絡み複雑で結果的に同じ国に違う民族同士が生活している成り行き。特にマレー系と中華系の対立は激しいらしい。

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夜のチャイナタウンは青めの暗闇とオレンジのランタンの対比が美しい。(個人的に一番好きな色の組み合わせ) 人混みはメインストリートのみで路地に入ると静寂で散らかっているが危ない雰囲気はあまりないが少し不気味。
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道に落ちているゴミの量がやや多いな〜夜中だけど子どもの数が多いかな?など心の中で思いつつ…ネットによるとマレーシアの物価は日本の半分くらいでマレー系の平均賃金は月3万ほどだとか。道中のフィルターのかかっていないリアルな景色からは常に色んな事を考えさせられる。
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街並みと建物は東洋を残しつつもどこか西洋を感じる。イギリス植民地時代に建てられたコロニアル建築がベースで植民地を経験する東南アジアに通じるものが。電飾とネオンカラーとのコラボレーションが美しい。
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友だちと待ち合わせたツインタワーを目指し歩みを進める。
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突然現れた緑色ネオンのストリートは衝撃的だった。モンゴル式バーベキューは初耳だし、一般的に食事をする色ではないがステレオタイプを捨てれるいい経験、こういうのが海外旅行の醍醐味だと思う。
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観光客向け巨大ショッピングモール Pavilion Shopping Mall この辺りの景色は普通にシティでモールに入る店舗も日本と変わりなし。エントランスで謎の虎が大量発生していた。

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ついにクアラルンプールの象徴、ペトロナスツインタワーに到着。内部はほぼオフィスでタワーの下数階がショッピングモールになっている。海外の主要アパレルブランドはもちろん伊勢丹紀伊国屋など日系企業も入っている。高さ452メートルの88階建。展望台のチケットは1人80リンギット(約2200円) 友達に会い食事をし深夜徘徊終了、心地よいホステルへ戻るのだった。
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ちなみにこのツインタワー、正面向かって左のタワー1は日本の建設会社がてがけ右のタワー2は韓国の建設会社が建てたという珍しい例。タワー2は工事の不備で傾いてるという噂…
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マレーシアの経済発展は著しく中進国から先進国への階段を確実に登っている。観光客もかなり多い印象。日程の都合上クアラルンプールしか滞在できなかったが次は違う都市にも足を運びたい。次はクアラルンプールから日帰りで行けるところを紹介します。