さとり世代の筆者、いよいよ三十路を迎える今年。 愛読書(雑誌)のポパイは定期的に「おとな」にスポットライトをあててくる。 「おとな」になるには、いつか「おとな」になったらなどなど。 己のスタイルを確立した先輩たちの知が美しく言語化されており、も…
今日も考えている。 なんで船に乗ろうと思ったのか…。 初めましての場で話が弾むとよく聞かれるこの質問。 答えはかなりシンプル。 「旅行を仕事に」 まるで怪しいサイトのキャッチのよう。 ◾️サンディエゴでよく御一緒するホランドアメリカはロゴが好き。 …
何時間かけて準備しようと一瞬で終わるオンライン面接。 いつも通りやるだけと心がけても緊張するもの。 そんな場面が急遽セッティングされ練習におわれていた。 少しは英語が話せるようになったのか。 所々運任せ。 話は戻り毎度サンディエゴから始まるメキ…
足早な春の到来にざわめく胸中。 筆者にとって2月は出会いと別れの時期なのかもしれない。 記憶に新しいのはコロナ襲来クルーズの2020、そして再開クルーズの2022。 そして勝負の今年。 下船後、迷走期間を経て見出した道のり。 たくさんの支えがあり、ワク…
プロ野球のキャンプインニュースとシンガーソングライターTOMOOが気になるのこの季節。 低迷期から心の中で推していたオリックスが見違える強さになり感激。 実は那覇、浦添、石垣とリゾートバイトついでに春季キャンプに行ったことがあり。 それはもう選手…
久しぶりの冬、寒空に凍える年明け。 この数シーズン着るタイミングがなった韓国メイドのモコモコダウンが手放せない冬の軽井沢。 夏の繁忙期に縁あってプチ移住した長野と群馬の狭間。 忙しさはノンストップで紅葉、クリスマスにお正月と駆け抜けていった。…
日本に戻り半年以上。 今後の展開が見え隠れしてきたこの頃。 流れ着いた先は避暑地として有名な軽井沢だった。 下船した初夏から凍える寒さの冬へ。 刻々と移り変わる季節の中での穏やかな日常。 そこには船上にはない美しさと儚さが共存する。 話はちょう…
随分お久しぶりとなってしまったこのブログ。 今から書くのは前回の続き、そうそれはもうかなり前の話…。 昨年3月から9月にかけての半年間、スカイプリンセスでイギリスを拠点にヨーロッパ15カ国をクルーズした筆者。 10月のバケーションは個人的にインドに…
梅雨入り間近の2023年初夏。 突然だが長きに及んだ船中心の生活に別れを告げた。 窓から入る光を満喫し実家の猫とたわむれ、各国で仕入れた豆を挽きハンドドリップする幸せな時間。 これが無職…また一から検討する今後の進路。 話は巻き戻り2022年、11月中旬…
秋晴れの朝、始まりがあれば終わりがあると実感する瞬間の訪れ。 予定されていた下船日から1週間だけ延長した9月末某日、惜しまれつつ?下船の時を迎えた。 着岸したのはサウザンプトンMAYFLOWERクルーズターミナル。 同じ湾岸沿いにあるクイーンエリザベスⅡ…
待望の乗船を果たしたスカイプリンセス。 フォトグラファーの筆者は今日もヨーロッパのどこかで航海を進めている。 拠点となるのはイギリス南部の港町、サウザンプトン。 プリンセス以外にもキュナード、MSC、セレブリティ、ノルウェージャン、P&Oといった世…
桜も散った3月の終わり。 今年で28歳になる筆者の門出。 長いこと眠っていたパスポートと船員手帳を手にいよいよ出国の時。 地元からバスで向かった羽田空港国際ターミナル。 しかし1〜3のどのターミナルで降りれば調べるのを忘れていた。 このミスは国内外…
あの日から2年が経った2022年春。 気づけば久しぶりの投稿になってしまった。 西表島でのリゾバから北海道での帆立養殖の手伝い、大手町でのワクチン接種会場運営バイトなど転々とした後、縁あって静岡の伊東にたどり着いた昨年夏。 伊豆高原にあるバリ風リ…
春を告げる…今さらではあるがなんと良い曲だろうか。 自粛続きの閉塞感に包まれた世界を切り裂くエモい歌詞に颯爽と駆け抜けるメロディ。 スローテンポなファーストテイクverはスピーカーよりもイヤホン、ヘッドホンで夜じっくり聴き入るが重くならないのが…
春の訪れというべきか冬が来なかったというべきか。 気づけば2021年は季節感とは異なりながらも刻々と進んでいた。 3ヶ月間の西表島を拠点とする八重山諸島生活を無事終え帰途につく最中、思い返すのは毎日目にしていても全く飽きることのなかった海の青と現…
陽の温もりが何とも心地良い2月上旬の石垣島。 静かな住宅地を抜け早まった日の出が照らす港へ向かう真っ直ぐな道。 ゆっくり焦らずがモットーなはずなのに前回同様、出航時間に追われ小走りなのがどこか悔しい。 朝8時の高速船に乗り石垣港から30分。 こ…
過ごしやすい天気に加え休日が増えた島生活の折り返し。 今まで通りだったら西表島はもちろん、国内リゾート地に行こうなどとは考えもしなかっただろう。 立ち止まった末に選んだ道は気持ち半ばで上手くいくわけがなく。 ランナウェイ先として結果的に西表の…
新年の始まり。 毎日報道される新型ウイルス感染拡大のニュースは都心部から遠く離れた南の島であっても他人事ではない。 働き出した当初は関東、関西からのツアー客で賑わっていたホテルも日に日に閑散としていった。 客単価の高い年明けは一時的に増加した…
足早に経過する西表での新生活。 皆無の年末感を払拭するM1決勝、野田クリスタルの掴みは最高でしたね。 派遣契約は一応3ヶ月なので折り返し目前といったところ、今後の構想は毎日のようにしている。 考える時間、調べる時間は十分にあるので今準備できるこ…
全くといって11月らしさを感じない、そんな1ヶ月だった。 そもそも船員の時から季節感はさほど感じていなかったものの。 聞き飽きた天気予報でいう最高気温平年よりやや高めの前半。 毎日、現場に入れば窓とは密な関係の業者なゆえ、晴れた日はカーテンから…
台風の影響もあってかなんともパッとしない天気が続く10月前半。 すぐ暗くなるこの季節に生活は一変した。 インテリア業者、カーテン屋さん見習いとなり朝5時半に起きて親方自宅まで自転車を走らせる日々が週に6回。 土曜日はお客さんとの立ち合いが増え、祝…
悪あがきする残暑は姿を消し待ち望んだ秋の到来。 1番好きな季節であり、窓を開けて寝れる夜はなんと幸せな。 買い物の秋…近所のアウトレットでお買い得なニューバランスのトレッキングシューズ801を発見。 二足買うと値引きされるのでワンサイズ小さい色違…
酷暑の8月。久しぶりに更新するブログ。 これと言って書く内容が似たような毎日の中に見つからず、以前のようなどこかへ行きたい葛藤も消え失せた。 その影響で表情が固くなったのかスマホの顔認証が動かないのでパスワード式に戻したほど。 いつも通り重い…
梅雨明けが待ち遠しい7月中旬。 第二波とも叫ばれるコロナ関連のニュースの影で、船内感染し入院されていた最後の方が退院された。 詳細は分からないが『クルーズ船はこれで最後です』という防衛大臣のツイートに安堵と嬉しさを覚え同時に色々思い出してどこ…
湿気に飲み込まれそうな7月、長いと勝手に思い続けている2020年の折り返し。 シェアハウスから実家に戻りまた家から派遣先の倉庫まで自転車で通う日々が始まった。 夜が雨予報の日は夕方に家を出て職場近くのショッピングモールで勉強して就労時間を待つのも…
陸生活4ヶ月目。 陸にいて楽しいのは美容室で髪を刈り上げられるのと友人に会えること、それ以外はわからない。 中学卒業以来、毎年会う友人の1人と地元の喫茶店でお茶をした。 今デザイナーとして働いており在宅での仕事が続く彼女と今年に入り色々あって話…
梅雨に入りを喜ぶかのような紫陽花が美しい6月中旬。 待ちわびたプロ野球は無事開幕して一安心するもどこか気怠く眠いのは夏バテなのだろうか。 倉庫作業で流れてくる素麺と除湿剤の物量が季節のリマインダーとなりつつある夜勤の疲れが少しずつ体力を蝕む。…
夜勤明けの朝6時過ぎ、家を目指し6段ギアの自転車を漕ぐ。 早朝の爽やかな風を切るイメージとは異なる嫌な湿気…梅雨間近。 小一時間のサイクリングを終え帰宅するといつも母親はテレビを見ながら朝食をとっている。 暗いニュースを朝から見る気になるのはど…
傘の出番が増えた5月下旬。ついにマイホームタウンの緊急事態宣言も解除され街に人気が戻りつつあるが、全体的な閉塞感はそうすぐには拭えない。 みなマスク姿で俯き気味に歩き、目に見えない恐怖に怯える嘆かわしい現実。 先日PCを修理しに、上野に足を運ん…
ダウンジャケットをしまう間もなく半袖シーズンの到来だ。少し動いただけで汗ばむようになるも代わり映えしない日々に刺激を与えるためドローンを体験しに隣町まで自転車こぐこと1時間。しかし無料体験はものの15分で終了。 触れれただけでもよしとしよう。2…