雨季である9月、ハノイからラオスのルアンプラバンへ、半年前に予約したラオ航空は予想外のプロペラ機だったがチケットは片道7500円。そこから陸路でラオスを南下してタイに入りバンコクを目指す計画だ。
シンプルな味付けでおいしいバインミー的なサンドイッチ。1時間半のフライトながら深夜の小腹を満たす良い一品。機内にいた日本人3人と相乗りでタクシーに乗りダウンタウンへ。
ラオスの現地通貨キップ。余ると換金に困るので少なめに、、USドルもたまに使える。ナイトマーケットの近くにあるこのお店が1番好レート。
メコン川沿いにあるバックパッカーに滞在。夏休みのためか日本人のボランティア大学生がわんさかいて異様な雰囲気。クアンシーの滝へはツアーもあったがせっかくなのでバイクを借りて自力で行くことにした。75000K( 900円/1日)パスポートを身代わりにするだけで免許の確認などは特になく東南アジアあるあるの1つ。
本当にたまたまルアンプラバンにいた日がミャンマーの祝日で全国各地でメコン川でボートレースが開催されているそうで賑わっていた。
ここで会った日本人と仲良くなりいっしょに行くことに。滝までは片道25キロ、田舎の山道を越えるがガソリンのメモリが1つしかないことに出発してから気づく…
超絶ローカルな売店にかけこみペットボトルに入ったガソリンを補給、、勢いだけで突っ走っていたら途中で死ぬところだった。
入場料は驚きの20000K(250円) コスパ良すぎる。
滝まで歩いく道にいるやる気のない熊たち。
順路に添いつつ上流へ登ってゆく。
雨季は水量が多いため見応え十分。
中央部の対岸を結ぶ橋がありここが一番の映えスポット。立つと滝のしぶきから出る細かい細かいマイナスイオンが体全体に叩きつけられる行った人にしか分からない快感があった。
最上流まで来ると人は数人しかいなくなりゆっくりと空気の流れる贅沢な時間。水の落下地点から滝を見下ろせる。整備されたルートはないので人が歩いた形跡のある道を辿るのみ。
蝶々が飛び交う幻想的な空間もありアリスインワンダーランドのような気分になるが行き止まりで引き返す。
癒されお腹も空いてきたので来た道戻ると像の看板が見えたので寄り道。
餌をあげるだけのつもりが2人とも像に乗るの初めてだったのでやってみることに。相乗りしたら値段半額になるじゃんと交渉すると破談、後ろに操縦する像使い1人いるためシェア出来ず。
さっきの滝の源流からは想像できないほど茶色い川に入り象使いの指示で水遊びをする像に遊ばれる30分間。皮膚はぶ厚く毛がかなり長く体までがっつり川に浸かりずぶ濡れに。簡易的なシャワー浴びてまたドライブ。無事にバックパッカーに到着し楽しい時間を過ごしたルアンプラバンの昼下がり。
もう一つの名所、プーシーの丘は正直なところ天気次第。世界遺産に指定されている街を一望できるがここも日本人と韓国人グループの多さに圧倒されて終わった。
ナイトマーケットで夕食。このフードストリートの左奥にあるラオスの麺料理カオソーイが最高に美味しく初めて東南アジアの料理と心から打ち解けた瞬間だった。うますぎて写真撮るの忘れたほど。地ビールのラオビアは東南アジアでは珍しいラガー系で苦うまい。旅っていいなと思えた良き日の思い出。