All in my head

1994年生。外資系クルーズ船の乗船クルーと言う名の契約社員。写真付き航海日誌程度に読んでいただけると嬉しいです。愛着のあるものに囲まれて暮らしたい。 コーヒーは深煎り、夢はワールドクルーズ。インスタ @imkntoで更新中!

孤独な1人旅/アジアのアコモデーション事情

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梅雨に入りを喜ぶかのような紫陽花が美しい6月中旬。

待ちわびたプロ野球は無事開幕して一安心するもどこか気怠く眠いのは夏バテなのだろうか。

倉庫作業で流れてくる素麺と除湿剤の物量が季節のリマインダーとなりつつある夜勤の疲れが少しずつ体力を蝕む。

横浜を出たダイヤモンドプリンセスは現在、フィリピンのマニラ沖に停泊しており消毒や備品交換の作業が進んでいるとのこと。

 

本題の前に少し映画の話、、。

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●私はロランス

アメリカを中心に拡がる黒人差別に関するデモに便乗?してLGBTの権利を主張する動きが強まっているように思う。

5年間付き合いお互いにうまくいっている関係性の彼女フレッドに対し実はずっと女になりたかったとカミングアウトするロランス。

鬼才と呼ばれるカナダ人監督グザヴィエ・ドラン自身もゲイであることを公認しているがとにかく彼の作る映画は息を呑む美しさ。

重く挑戦的な題材を意に返さない映像美と脚本から目が離せない。

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●猟奇的な彼女

ずっと気になっていた本作。観終わった後すぐ再鑑賞するほど素晴らしかった。

韓国映画、ドラマはめったに観ないがこれを機にハマってしまいそうな気さえする。

とにかくストーリーが素敵でドラマチック、前半戦、後半戦そして延長戦の3部構成。

ありのままの韓国カルチャーがつめ込まれ演技一つ一つに込められた伏線の回収が2度目以降の楽しみ。

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●YESMAN

最近ちょっと塞ぎ込み気味なのを変えるべく久しぶりの鑑賞。

友人に誘われ行ったセミナーで生き方を変えない限り一人ぼっちになると半ば脅された主人公カールは考えなしにYESを連発するのだが…。

断っては何も生まれないのは間違いなく、多少無理をしてでも自分から能動的にレスポンスしていけば物事は好転していくのだろう。

少し疲れた時に観る映画としてはコメディ要素もありストーリーも難しくないので良いと思う。

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スタークルーズとのウェブ面接で聞かれた〜に関する不安要素、〜は大丈夫か?といった形の質問に対し全てYESだけで乗り切ったのはこの映画の影響と言っても過言ではない。

やる気、パッションで乗り切れる確率が高い面接と違い、明確な答えがあり点数という基準で判断されるのが筆記試験。

電気工事士の展開として近所の消防署で見かけた消防設備士の勉強も並行することに。

いずれ現場で働く上でも資格の有無はスタートに大きな差をつける。

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実践的な経験にある程度の語学力があればおそらく海外勤務、駐在の可能性も開けたら面白い。

そのためにも今年は資格取得が最優先、、先の見えない未来クルーズ以外に逃げ道を作るためにも2020年の時間の過ごし方は大切。

 

不安は多いものの嬉しい知らせとして他県移動自粛が解除された。

まずは国内から、そして少しずつ海外への渡航制限緩和の方向に進展いったその先果てにクルーズの再開があるだろう…。

 

今回はこれまでのアコモデーションを振り返る第2回。

 

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初めての東南アジア/バンコク 2016

オーストラリアでのワーキングホリデーが一段落し、日本で年を越しそのまま専門学校への入学が決まった。

なんとなく絵が好きだったのでグラフィックデザイナーに憧れていた筆者は文字通りグラフィックデザイン科へ。

夜間部にしたのは授業時間も少ない分、学費も安いから。それも1年間だけ。

Adobeのイラストレーター、フォトショップを中心に勉強しあわよくばデザイン事務所に滑り込めればと考えていたあの頃。

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入学して1ヶ月後の5月下旬。日替わりで変わる先生の顔と名前さらにクラスメイト数人を覚えた頃、何を血迷ったか授業もキッチンのバイトも休んでタイ、バンコクへ1週間逃亡したのが東南アジアの始まり。

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バンコクでもホテル予約に便利な Booking.com

最近は色々な宿の価格比較サイトがあるが、単に個人的な信頼が厚いのとサイトの見やすさ(大事)が決め手。

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世界どこでもこのサイト一発。

ご存知の通り、東南アジアでは物価と比例してドミトリーならかなり宿代のコストが抑えられる。

中でもホテルの選択肢が多いのがバンコクで二段ベッドならスタンダードは1泊1000〜1500円

値段と写真からの第一印象、レビューを読み進めるが…気にするのは駅からの距離と駅の位置。

タクシーが怖いタイプなので駅近の徒歩5分くらいには欲しいところ。その駅も市街中心地になるべく寄せて行きたい。

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インフラの影響で年々値段が上昇気味だがロケーションも考慮して2000円見とけば間違いなくいいドミトリー。

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強者はサイトにないようなカオサン通りの入り組んだ裏路地系バックパッカーに最安値で泊まったりするが夜の騒音や衛生面、水回りなど弊害が容易に思い付くので自分はその域には達していない。

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●旅先での出会い

不意にくる寂しさを紛らわすためなのか、一人旅でも楽しめるという自己肯定か、その両方か割と海外では積極的な自分が姿を表す。

バックパッカー、ドミトリー建築のロビーには決まってカフェがあり声をかけたり…。

海外では自分が外国人であり気を張っているからこそいつもより冷静で少し視野が広かったりする。英語のフランクさもあるだろう。

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面白い話ができなくても会話の流れと質問さえ覚えればそう難しくない。

まずは自分から話しかけることが大事。

さもなければ丸一日人と喋らすに終わってしまうから…それが一人旅の宿命。

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そんな日が続くと危機感を覚えるのだ。

毎日ただ観光地へ出向き写真を撮り夜はコンビニで買った酒を飲みながら画像編集。どんどん口から言葉が出辛くなり携帯を見つめてSNSと会話…。

出来るならば20年前くらいのインターネットが発達していない頃の旅をしてみたいという妄想をしたりする。

人生は無い物ねだり、英語で3Mと呼ばれるMUCH、MORE、MOSTの欲求で成り立つ世界に私たちは生きている。

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基本的に旅先で日本人と話すことは少ない。

お土産Tシャツに総柄タイパンツ、クロックスの大学生グループに苦手意識がありもちろんスルー。

お互い1対1のシチュエーションでかつよっっぽど気になるか、辺鄙な土地で日本人は見た感じあなたと私だけですねといった環境が完成してやっと話しかけれる。

しかし第一声は英語のHiより格段に緊張する。

こんにちはは堅苦しいがまずは礼儀が大事…自問自答してる時間はないのに。

 

船でかなり克服したが日本人に声をかけるのはどんなシーンでも苦手でついついたじろいでしまう。

上司の日本人(大阪人)にあなたはもっと人とソーシャライズしないとダメ、楽しめないよと最初の契約の序盤で悟されたのはまだ記憶に新しく別のデパートメントの人曰く愛想もないらしい。全く困ったものだ。

少なくとも接客向きではないのかも知れない(個人的には嫌いじゃないが…)。

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是非足を運んで欲しいのが花市場

喧騒を忘れる癒しの空間パーククローン市場は驚きの24時間営業。

色とりどりのお供えもの花束プアンマーライが手作業で作られ100円〜売られており、もちろん普通のお花屋さんとしての役割も果たしている。

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●値段交渉

筆者も値段交渉したりするがその時間と労力はかけたくないしそもそもあまり美しい行為ではない。

あくまで確認という意味あいでの交渉。

後から違う金額を言われないよう値段が決まったら先に渡した方がいい。

あまりにも無茶苦茶な値段を後付けで言われるなど怒る原因があれば致し方ないかもしれないが、価格が表示されてありそこに悪意を感じない限り払う方がゴタゴタしないで済むしリスペクトも生まれる。

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防げる、避けれるトラブルは少なくないので現地のお金にまつわる相場は最低限、空港着いてからでもいいので軽く調べておくと良い。

向こうから声をかけてくる人たちだけ注意しておこう。

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東南アジア圏のドミトリー相場と便利オプション

初めてのバンコク旅行の翌年2017年、そして2019年のクルーズバケーション中の2回に渡り東南アジアラウンドをしてある程度の相場と目安を把握できた。

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マレーシア、上海はバンコクと大差はなく一泊1500円〜2000円。

ベトナム、インドネシア、カンボジア、ミャンマー、ラオスはだいたい1泊1000円で朝食がつくドミトリーが多い。

プール付きもしばしば。1000円以下の選択肢も豊富で旅して〜ヶ月、〜年目といった長期滞在派も多く2000円払えば余裕で二段ベッドから解放される。

シンガポール香港は探せばもちろんあるが無理せずに普通のホテルに泊まることをお勧めする。値段相応のサービスが受けられます。

 

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●ドミトリーレンタルバイク

免許がなくともパスポートを引き換えペラ1の紙にサインすれば借りれてしまうバイク。

サイズや排気量について詳しくないのでわからないが日本の普通免許では乗れないタイプのに結果的に乗っていたりもする。

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田舎ではガソスタがないの当たり前だったりするので透明の瓶に入ったガソリンを注入。

ホンダやヤマハといった日系企業がやはり物持ちがいいからか圧倒的人気。目安は1日1000〜2000円くらい。

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出先でのガス欠だけは避けたいので遠出する際は物を売ってそうな民家に立ち寄り直接交渉。

自己責任なのでリスクマネジメントは大切です。

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バイクがあれば普段はツアーや乗合バスで行くようなところも自力でいけてしまう。

これこそがもしかしたらバックパッカー、ホステルに泊まるからこそ得られる楽しさで病みつきになる原因か。

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●現地ツアー

レンタルバイクで行ける距離でない場合や、面白そうな行き先があった際は現地ツアーもあり。

半日、1日など行き先も豊富で空いた時間を有効に活用できる。

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ちょっと値段する分ランチが付いていたり、その場で仲良くなる人がいたりするので悪くないがどうしても時間の制約は助御応じてしまう。行き帰りは寝るだけなので楽だが人気の行き先は混みやすい。

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●次の街までのアクセスを確保

ラウンドの基本は片道移動。次の街または国への移動手段の予約できるのが一般的で便利。

乗り合いのバンが各ホテルを周り順にピックアップしバスターミナルに向かう場合が多い。

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山道や電車がないエリアでは特に重宝するトヨタハイエース。

足元からの強い揺れにも負けず、恐ろしい車窓からの景色にも脱線している前のバスを横目に目的地を目指す姿は命がけのワンチーム。

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どんな業界にも一つの道を極めている人はいて旅人もまた同じ。

ドミトリーはそんな人に会う機会を与えより良い旅のアシストをしてくれる存在だ。

遠方に行けば行くほどミニマリストを極めフルーツをかじっているような人たち(偏見)に遭遇する率は上がり少し彼らと話すだけでも他にはない高揚感が得られ自分にもできそうという不思議なエネルギーが生まれる。

 

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番外編 韓国🇰🇷

ソウルのドミトリーも1泊1500〜2000円くらいの価格で泊まれるがだいぶ質が落ちるしそもそもドミトリーに泊まるメリットが感じられない。

友人がいたり、長期的な滞在あるいは自炊欲など特別な理由があればまだしも一人旅の行き先としてもかなり不向きに思える。

ドミトリーではなぜか中東系の確率高めで下のベッドの人は決まった時間になるとメッカの方向(明確な方角の基準はなく自分の思う方向で良いらしい)に向かい礼拝をそれも突然始めるので最初は驚いた。

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何にせよ1度こういった異文化体験をしておくと似たシチュエーションがまた起きたときの免疫ができ動じなくなる。

屋上は安定のチルスポットで日本より分煙化されてないのでどこでも一服できるのは台湾や香港と同じ。

買い物する気はなくてもついつい買ってしまいバックパックで来たことを後悔したあの時の反省から普通にキャリーケースで行くべし。

ホテル付きの航空券も多く手頃な値段で販売されているので楽した方が無難。

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猟奇的な彼女を観てまた韓国に行きたくなってしまった。

ちなみにiPhoneのカシャッという撮影音がするように最初から設定してあるのは日本と韓国版のみらしい。

どうしても無音のが欲しい人は台湾、香港版がネットで買えるそう。

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まとめ

旅のスタイルは人それぞれ。

例え何年も続く修行のような旅であろうと、古着で揃えたスポーツブランドで着飾り明日は何を着ようかと考えながら観光地に足を運ぼうと。写真を撮るのも撮らないのも自由。

弾丸で焼肉を食べ寝る間を惜しんでクラブはしごするのも楽しそうだ。

 

どこかに赴き、いつもより少し五感を働かせ、それを通して感じるものから生きる活力を得られたら。

KIndleで沢木耕太郎深夜特急を読んでいると自分のこれまでの旅中の思い出を重ねながら、文面の情景を思い浮かべてしまうのと同時に味わい深い表現の一つ一つは勉強になる。

 

次の旅を妄想する時間は癒しのひと時であり、同時に自由に旅できていた過去のありがたみを感じる。

どこにも行けない日々に希望を与えるこの作品のように身の周りにある小さな幸せを見つけ、新しい事を学び、明るく気丈に振る舞える強さを身に着けれたらいい。

先はまだ長いから。