All in my head

1994年生。元客船クルーの航海日誌 / インスタ@imknto はリアルタイムで更新中!

マイスイートホームポート ただいまYOKOHAMA 🇯🇵

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ミニマリストは技術、物を減らすと本当の幸せが見つかる!

そんなキャッチーなタイトルの響きに心踊りすぐさま再生した日々の癒しYouTube。

身軽に生きたい現代社会、断捨離のすすめ。

 

最近ハマっているのがオリラジ中田敦彦さんのYouTube大学

とにかく話が上手い、そして勝手ながら応援されてる気分になれて良い。

https://m.youtube.com/watch?v=1jTSxlw9ajE

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アメリカ西海岸を出航しハワイ、グアム経由で3週間のクルーズ。

3年ぶりの日本、KOBEへとやってきたダイヤモンドプリンセス。

神戸寄港、優勝はイスズベーカリーのあんバターサンド。

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続いてテンダーポートの三重、鳥羽。

伊勢神宮はもちろん、海女さんのシーフード、ミキモトの真珠に水族館と観光地目白押し。

コアなインバウンド民が喜ぶ寄港地のひとつ。

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初めて食べたやわらかい伊勢うどん、歯がいらないね。

お土産に赤福。

翌朝とうとう我らの目的地、横浜へ帰還。

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新たに幕開けた日本発着クルーズ2023。

周りに何もない大黒ふ頭客船ターミナル、通称ダイコク。

ここからの閑静な眺めはよく知っている。
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長く乗船を心待ちにしていたであろう(一方的な)たくさんの顔見知りゲスト。

船の写真屋さんなので人の顔を覚えるのには少し自信が。

3年越しの(一方的な)再会、非常にエモーショナルな瞬間であった。

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早朝の関門海峡。

船笛が響く霧の中、無人のオープンデッキに流れるラジオ体操。

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韓国の釜山に寄り帰ってくる航路はもう実家のような安心感。

そんなフィーリングとセットなのが行けば行くほど好きになる九州。

真剣に移住検討中の福岡。

街から空港、港が近いって素敵。

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ダイヤモンドプリンセスにとって特別な場所、長崎。

カステラは福砂屋派。

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お気に入りパン屋さんガヤールは松が枝国際ターミナルから徒歩15分。

https://maps.app.goo.gl/kuSChXNZVrw1jzLJ8?g_st=ic

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路面電車のあるシティに愛着湧きがち。

日本全国、寄港地に着き必ず検索するセカンドハンドショップ。

売り場の質、広さはその街を反映する(気がする)。

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鹿児島寄港は前夜から胃の調子を整えることが必須条件。

全てはこむらさきのラーメンのため。

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日本食で何が好き?の問いにはこれと答えよう。

好き嫌い別れる濃厚スープにニンニク追加。

白米と大根の漬け物のマリアージュはプライスレス。

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天文館に時間を割き過ぎて毎回辿り着けない桜島。

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まちなかおんせんで癒される青森。

港から1番近い温泉があるのはおそらく鳥取、境港にあるほのかみ

https://maps.app.goo.gl/QP19rATnZvdMjuVx6?g_st=ic

本当に目と鼻の先、露天風呂から船が見えます。

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魚菜センターにて捌かれた魚を見て今日本にいるんだなと独り言。

裏路地の七輪焼おにぎりも要チェック。

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食後のコーヒーはThe Lobby Umineco

https://maps.app.goo.gl/7kFLbZYTun4MC65f6?g_st=ic

いつもマスター夫婦の人柄に魅了されるアットホームなカフェ。

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久しぶりの日本、コロナぶりの寄港地にて足を運ぶのは同じ道、同じ店。

美味しいご飯を堪能し大満足、しかしビジネスの方は…大苦戦。

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フォーマルナイト終盤にも関わらず人気のないアトリウム。

この時期、大半のゲストはクルーズ常連、写真をあまり撮らないリピーター。

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クルーの思いはシンプル。

船上で楽しい時間を過ごしてほしい、それだけ。

楽しい船旅を写真に残す意義は必ずあると思う。

しかしクルーズ慣れしたゲストにとって私たちは必要なのだろうか。

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同僚のクールな絞りタトゥー。

母国語のマーケットで体現しきれないこれまでの経験と掲げる理想。

低調なセールスと引き換えに増えたのは労働時間だった。

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シップライフの大半を占める仕事。

葛藤の最中、4月末に契約満了より2週間早い下船を決断。

自己都合の場合、また船に戻ることは原則ない。

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なんとかまとめた大荷物。

ここから目指す険しきミニマリストへの道。

今も手元にあるアイテムは一体いくつ…。

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晴天に恵まれた下船当日。

これまで大黒ふ頭だったターンアラウンドデイはいつぶりかの大さん橋ターミナル

ホームポートはこうでなくちゃ、と言わんばかりの景色にカムバック。

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2019年2月、初めて船を目にしたのもここ横浜だった。

埼玉から電車で向かった早朝、前泊でも良さそうだがちょっと規定より近かった説。

おかげでバッチリ通勤ラッシュと重なる登り方面。

スーツケースとバックパックを抱え…なんて迷惑な人。

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未経験のフォトグラファー。

乗船すればなんとかなると思いきや、そんなのただの幻想。

英語はおろか日本語でもまともにコミュニケーション出来ないと言われる有様(事実)。

昔から潜在的に苦手意識があった対話。

表舞台、接客業100%のこの仕事において技術以前の問題。

先輩に干されかけなりながら学んだ最大の教訓。

「思ったことは言葉にして伝えないと意味がない」

コミュニケーションの本質、簡単に出来たら苦労しないだろう。

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人見知りせず会話できるようになった今があるのは、朝から晩までカメラ片手に場数を踏み試行錯誤を繰り返した結果。

エンターテイメント部門所属のチームフォト。

楽しそうに仕事をし、笑顔で声かけさえしていれば自ずと良い写真が撮れる。

そう信じてやまない。

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語り尽くせないほど色々な感情を知った4年間。

ジェットコースターのようなプリンセスクルーズでの冒険、ここに完結。

コロナ禍で諦めなくて本当に良かった。

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有給使ってまでピックアップに来てくれた友人にありがとう。

この晩は川崎の焼き鳥屋さんで美味しいお酒をいただく。

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お通し的なたたききゅうりのあまりの美味しさに米を頼むアラサー2人。

筆者が船に乗る前のこと、ハプニングだらけだった東南アジアラウンドの話でいまだに盛り上がる。

無事に帰って来れさえすればそれでいい、失敗から学べばそれは成功。

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大満足のフード&ビバレッジエクスペリエンス、武蔵新城焼き鳥ひで

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船を降りても客船、クルーズ業界が好きなことは不変。

ワールドワイドな世界線でチャレンジする機会を与えてくれた会社には感謝の気持ちしかない。

陸に戻った今、自由の身。

これから何をしようか…次回に続きます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。