マレーシアの国教はイスラム教だと前回のブログで紹介したので今回はイスラム教の宗教施設モスクへバスで向かう。ちなみにマレーシアにはブルーモスクとピンクモスクの2つがあるらしいがマレーシア最大の響きに負けブルーの方を選択。
泊まっているホステルを出たタイミングがホステルが主催するツアーの出発するタイミングと重なる。まだ空きあるよ〜と言ってくる陽気なおっさんとかわいいワーゲンのバン。正直迷ったが今日はブルーモスクと言い聞かせて断る。
駅へ向かう道中にあるヒンズー教のお寺。
Sri Mahamarianmman Temple といい入場はフリーで日本では馴染みのない建築様式や彫刻を見るだけでも楽しい。チャイナタウンには仏教系のお寺があり共存していることを改めて確認。
駅の周辺にチャイナタウン感は全くなく西洋風の建物が並ぶ。派手だけど少し控えめ、曇り空がよく似合う不思議な景観だ。
ミングルホステルの最寄駅 Pasar Seni (パサール スニ)駅の下がバスターミナルになっておりそこから一本でブルーモスクへ行けるらしい。750番の Shar alam (シャーアラム)行きを探す。バスの本数は30分に一本しかないので時間には余裕を。
約1時間で到着するのだが直接モスクに着くのではなく、木の生い茂った公園を1歩くこと10分。モスクの尖った部分かだんだん見えてくるので迷いはしない。いざ視界が開けるとあまりの大きさに驚かされる。一眼レフの画角にも入りきらない…
到着後は女性と肌の露出が多いとされる服装の男性にブルーの羽織(ヒジャブ)が無料で配られる。女性は髪の毛まで覆う。筆者は黒の無地Tシャツに黒地アディダス(白の3本線ジャージ)だったがそのままで入場…着てみたかった。ガイド付きで入場無料なのは非常にありがたい。
なぜか日本人に非常に有名?でツアーのほぼ全員が日本人。1人中国から来てたかなくらいな印象、、、不思議
フローリングは石でできていて冷たく気持ちいい。本来、宗教施設でぬ撮影は控えめにしているが今回は、案内人の許可と向こうから写真撮りましょうか?というスタンスだったのでありがたかったです。
球体のモスク内部がお祈りをするスペース。メサウジアラビアにあるイスラム教の聖地メッカに向かって彼らは礼拝する。
天井も絨毯も柱も視界に入る全てが美しい空間。
ここで結婚式を挙げる信者もいるらしいがこのブルーモスクの正式名は非常に長い。金曜日は休みです。
Masjid Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah
モスク見学後、敷地内にあるインフォメーションセンターでイスラム教の歴史、何をどう信仰しているか、メッカ、アラーム、コーランなどなどについて説明してくれました。ヨーロッパなど世界各地で起きるテロ行為のニュースと共に耳にするムスリム、イスラム教、ISといったワード。彼らはいわば過激派で同じ神を崇拝する半過激派からすれば残念な事だと語っていた。テロが起きているのは事実だがイスラム教全体が悪といった見方は偏見で絶対に違うということを彼らから教わった。