All in my head

1994年生。元客船クルーの航海日誌 / インスタ@imknto はリアルタイムで更新中!

高鳴るは胸の鼓動 / MAZATLAN 🇲🇽

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今日も考えている。

なんで船に乗ろうと思ったのか…。

初めましての場で話が弾むとよく聞かれるこの質問。

答えはかなりシンプル。

「旅行を仕事に」

まるで怪しいサイトのキャッチのよう。

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◾️サンディエゴでよく御一緒するホランドアメリカはロゴが好き。

 

時は遡り2016年。

銀座の酒屋さんで配達のアルバイトをしていた。

体力勝負な分、高時給で休みの融通効くありがたいお仕事。


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スパンはだいたい1週間〜2週間。

シフト申告の度、店長にまた?と言われていたような。

そんな生活を1年半、その間に訪れたのは10カ国くらい。

 

タイ、ニューヨーク、台湾、韓国。そして東南アジアラウンドでベトナム、カンボジア、タイ、マレーシア、シンガポール、フィリピンと巡った。

近場を中心に最後香港へ。

 

何か目的があった訳でもないが夢中に海外へ出向き写真を撮り溜めた22、23歳。
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そんな中ふとした瞬間、自分は周りから見ればただの旅好きフリーターであることに気づく(今もそう)

もしかしたらもう少し旅行に時間をかけれるのでは?

もしくは海外駐在の仕事、青年海外協力隊の道もある?

しかし後者において学歴、スキル不足は明らか。

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◾️MAZATLAN リヴァプールストリートのビートルズ像

 

2015年のワーホリinオーストラリアでは大半の日々を韓国人と過ごし英語はほぼ使わず。

帰国後、東京のバックパッカーでのアルバイトに応募したことがあった。

しかし日本人との英語面接でフリーズし落選。

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この出来事から英語面接に苦手意識が生まれたのかもしれない。

言語のセンスない自分は地道に努力する他ないのだ。


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◾️BIENVENIDOS はようこそという意味、中庭で囲むパティオは魅力的。

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◾️この日一緒に同行した同僚ウクライナお姉さん。

一休みカフェで彼女が頼んだのはドライアップルがこれでもかと入った食べるローズティ。

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◾️これがとても美味しい…ハイセンスな一杯。

甘党にとってもメキシコは天国。

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Dolce Mami Suc. Centro Histórico

https://maps.app.goo.gl/CLwnWQ7mTjt6cosC9?g_st=ic

 

暗中模索の進路。

酒屋バイトの電動自転車で有楽町まで行った週末。

大きなJTBの支店の前にデカデカとスーパースターヴァーゴ初日本発着!の広告が。

 

ここでよし船か、、とはならなかったはずなのだが。

考えもしなかったアイデアが落ちてきた時、高まる胸の鼓動。
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国内大手、飛鳥IIを所有する日本郵船にアプライするも書類選考で落選。

これまでも節目に幾度も落ちてきた事実。

 

諦める訳にはいかない大航海。

別の道を拓くためグーグル検索続行。

 

インディード経由で香港のクルーズ会社に採用されたのだった。

結果そこは有楽町JTB広告の船なのがおもしろいところ。

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ウエイターからフォト枠でプリンセスに移籍し2回目のコントラクトでパンデミック。

その2年後、カムバックしヨーロッパ、中米へと物語が続くことは当時知る術もなく。
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前置き長くなりました。

今回はメキシコ、ゲストもクルーも大好きマサトラン

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新旧が見事に調和しほぼ完成されている観光地といえる。

 

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旧市街の中心、スペイン統治時代が色濃く残る大聖堂。

街と調和する黄色の使い方に感服。
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セントラルエリアにあるカテドラルとマーケットはセットで訪れて。

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生鮮食品からお土産、雑貨服まで幅広いジャンルをカバーする大人気市場。

しっかりと動線が確保され広い道幅。店舗も驚くほど整頓されている。

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上野アメ横の地下街がよっぽどカオス。

クルーズ慣れしているので英語も通じやすい。

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2階のフードコートは大繁盛。

ただ何が何なのか読めないし、想像すらできないので知っているもの選びがち。

日本に来た観光客も同じ気持ちなのだろう。

やっぱりちょっともったいない気もする。
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Pino Suarez Mazatlan Market
https://maps.app.goo.gl/xy735JkqroVpppHQ9?g_st=ic

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メキシコといえばもう一つ柔軟剤のダウニーのイメージ。

原産国だからかスーパーでとても安く買える。

アメリカ、ベトナム製のものよりフローラル系の香りが強いとか💐

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船内で唯一やらなくてはいけない家事、洗濯。

クルーランドリーはもはや戦争状態、限られた台数(すぐ故障する)を全員で奪い合う。

時には前方から中央まで遠征することも。

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フワフワの仕上がり、良い香りに包まれた洗濯物は人を幸せにする。

Tシャツはアイロンかけて畳んでしまうまでがルーティン。

 

待ち時間なしで洗濯機が使え、仕事中に乾燥まで終わらせれた時の快感。

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国内外問わず旅先でコインランドリーがあれば喜んで足を運ぶ。

洗濯物だけは溜めたくないのだ。

おすすめの空間美コインランドリーあったら是非教えてください。

 

なんで船に乗ったのか、という書き出しから洗濯大好きという締めは想像もせず。

書きたいことを書きました。

次回メキシコ完結、ラストエピソードです。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。