足早な春の到来にざわめく胸中。
筆者にとって2月は出会いと別れの時期なのかもしれない。
記憶に新しいのはコロナ襲来クルーズの2020、そして再開クルーズの2022。
そして勝負の今年。
下船後、迷走期間を経て見出した道のり。
たくさんの支えがあり、ワクワクする扉が今開こうとしている。
その選択に当たってセントラルアメリカ航路での日々は大きく背中を押した。
言わばコーヒーベルトクルーズ。
この先、ちゃんと言語化してストーリーを更新していきたい。
今回はメキシコ、コリマ州最大の湾岸都市。
ダイバーの憧れ、#バショウカジキ で有名なマンサニージョ編。
MANZANILLO
主にアメリカ人向けの高級リゾートとして栄えるバハ半島からさらに南へ。
太平洋沿岸、本土に初上陸した日の朝。
ポートサイド(左舷)から下船し踏み出した第一歩目だった。
眼下に鋭く射し込む太陽のリフレクション。
砂塵を帯びた熱気、纏わりつくような暑さ。
その合間を嫌そうに流れる生ぬるい浜風、それに伴うワイルドで野生味溢れる冒険の匂い。
それら全てがあまりにも強烈。
背筋の辺りから走る衝撃、これこそ船員のエクスタシー。
やっと想像していたメキシコに足を踏み入れた…散歩中の率直な感想。
これぞ異国情緒。
バハの街並みより遥かに色濃い住居たち。
でも不思議なほど景観に寄り添い、溶け合う。
立て続けに現れる鮮やかな色彩。
街全体がパレットのよう。
そして当然英語は聞こえず、見ず知らずの路地を彷徨うアジア人の絵はきっと不自然なほど浮いているのだろうな…。
そんなくだらない事を思いながら人間ウォッチング続行。
メキシコといえばこの吊るされた切り絵。
#パペルピカド にも目が慣れパタパタと風に舞う音がまた心地よい。
お土産(自分用)に買ったので1人暮らしが始まったら飾りたい。
OXXOは大手コンビニチェーンはお気に入りの立ち寄りスポット。
ビールがとにかく安いメキシコ。
STEVE AOKIコラボのDOS EQUIS缶。
このビールは日本航路をしていた頃から船のクルーバーで販売されていた馴染み深い銘柄。
現地で飲める日が来たのがとても喜ばしい。
いつも撮り溜めた写真はiPadで加工している。
だいたい終日公開日に、部屋で1人黙々と。
SNAPSEED
このところ連投しているメキシコの写真は特に色味に魅力がつまっている。
筆者がかれこれ5年以上使っている加工アプリがSNAPSEED。
グーグル社の開発したアプリで無料なのが信じられないクオリティ。
フィルターから繊細なレタッチまで素材を活かした加工が出来る(気がする)。
Adobe社のPhotoshopやLightroomほどツールが込み入ってないから使いやすいのだろう。
この1枚は直感的にとても気に入っている。
写真など自己満足でしかないのだがが世に出て、人に見られてこそ輝くと信じたい。
そのためのこのブログ。
とにかくメキシカンはみんな良く食べる。
トルティーヤにサルサをたっぷりかけて豪快に。
かぶりつく姿に目が釘付けになるほど。
塩はもちろん、唐辛子のスノースタイルはカラフルかつ斬新。
いつも気候の話で申し訳ないが冗談抜きでふだんとは比べ物にならないほどお酒が欲しくなる。
お酒の失敗はその昔カンボジアで起きてしまった。
自分のミス。キャパを知ること、大事なのはコントロールマイセルフ。
ちなみに東京でおすすめのバーはここ。
Bar B&F
https://maps.app.goo.gl/PcUerRMDZrT4hru6A?g_st=ic
改めてお酒ってこんなに美味しいのかと悶絶。
目が覚めるようなフルーツカクテルがいただけます!
細道でローカルにすれちがったらHola!と笑顔で一言。
怪しいものではございませんという意味に。
どんなに歩き疲れていようと階段があればどんどん進む。
特に知らない街は尚更、多角的に見てみよう。
港に戻りお土産を見ながら頃合いで帰船。
ちょっと写真が多くなった今回。
こぎれいなバハ半島の街とは異なるバイブスが伝わったら嬉しい。
船員も街に出れば半日しかいないただの観光客。
限られた時間の中で、どれだけ視線を現地の生活にリンク出来るか。
あとは無心でシューティング。
次もメキシコ、総集編になりそうです。
また写真が多くなりそうですがよろしくお願いします。
最後まで読んで頂きありがとうございました!