中国第4の都市 深圳 ( Shenzhen ) 経済特区となりここ30年で人口3万人の漁村から1400万人となった中国のバブル、好景気を如実に体現している都市と言ったところ。もし香港を訪れて、日程に余裕があったら日帰りでいいので行ってほしい!イメージとはかなり違う光景が広がると思う。中でも深圳の大芬駅( Dafen ) にある 大芬油画村 はとてもとても魅力的だった。
行き方
香港から水色の東鐡線で終点の 羅湖 ( Lo Wu ) まで行き出国手続き後、イミグレを通り中国本土の深圳。
1号線 罗湖 ( Luo Hu ) 駅から老街 ( Lao Jie) 駅までいきそこから3号線に乗り換え大芬駅へ
老街の街並みと国旗。中国に来たなー!という感じにテンションはあがる一方。
駅のA1出口を出て大きなショッピングモールを2つ越えると出てくる油画ストリート ハイクオリティ…梱包した絵を抱える人たちとたくさんすれ違うのがとても新鮮!絵は買うものなんですね。深圳に入ってしばらく見なかった外国人観光客もちらほら。
大芬美術館。道なりに進むと出てくるのがこの美術館。外観もいけてる。“全国中青年油画展”という展覧会がやっていて中国全土から集まった本気の絵画を鑑賞できました。美術館の前の広場で遊ぶ子供たちがまぁかわいい。今は 一人っ子政策 の時代が終わり2人子供がいる家族が普通になりました。
道なりに右へ曲がりカラフルな街並みと路地を抜けさらに奥へと進むと広場に出ます。すると蔦のからまった渋い外観の建物からコーヒーの香りにつられ中へ☕️
文句なしの内装と年季の入った木の椅子。
店内ところせましとレイアウトされた油画に囲まれたステキなカフェ…コーヒーカップもひとつひとつ違って手にした時の陶器のしっくりくる感じがたまらない。レンガ調の内装とあたたかみのある照明。机や椅子のみならず、アンティークの小物や生花まで趣向が凝らされ絶妙なバランスと統一感のある雰囲気は余りにも理想的でした。充電もできてビールまで飲めます!最高かよ🤦♂️
美術館の作品で気になったのはナショナリティを意識した作品と人物画が多いこと。はっきりとした色合いとタッチで自分たちの文化や民族性、故郷愛といったものが描かれているのが印象的でいい意味で中国人らしいなと思いました。