後編ではイテウォンにある2つのおすすめスポットを紹介したい。まずは連夜のクラブ通いで疲れた体を癒すイテウォンにあるスパ、イテウォンランドだ。韓国のサウナやチムジルバンがリーズナブルに体験できる施設がソウルにはたくさんある。ふつうの温泉にもサウナがあるがスパとなるとチムジルバンという韓式サウナを意味する。
韓国のホテルだけでなく家庭にも風呂がないスタイルの家が多い。ふだんはシャワーで済まし風呂、サウナに行く頻度は人それぞれといったところ。ちなみにこのイテウォンランドと併設されているホステルで宿泊することも可能。
月曜日の朝は人がまったくいない。また韓国の風呂は出しっぱなしではなくためっぱなしなため朝一が良いとされているがここは24時間営業なのであまり関係ない…土日は少し割高。
基本的にここだけでなく韓国の銭湯への持ち物は何も買わないのであればシャンプーとリンス、洗顔フォームそしてアカスリなどが必要だ。風呂場には石鹸があるのみ。タオルや化粧水、乳液は常備されてるところが多い(5カ所いって全部あるからあるといってよいだろう)。
中には歯ブラシ、ヒゲソリがフリーなところもある。
風呂に入ってからもらった服に着替えて上の階層にあるチムジルバンへ。マッサージチェアが20分2000w〜マッサージチェアもジュースを買ったりこの小さなキーで何でも出来てしまうハイテクの塊!と思ったが日本でも割と普及していた。
Wi-fiがどこでも入るのが韓国の良いところ。レストランやファストフード店のフリーWi-fiでふつうに5Gとかざらにある。チムジルバンももちろん入る。汗をかくと腹が減るもの、、、軽食を取ることも可能。
2つの暑いチムジルバンと冷たいチムジルバンを交互に入って疲れたら床暖の敷いてある床でふて寝。チムジルバンは岩盤浴のかまくらみたいなイメージ…
安宿も併設されているが口コミはあまり高くないので未知数。チムジルバンだけで充分癒されてチャージ完了。イテウォンランド正面の長い階段を下りてメインストリートに出たら左折し駅の方向へ。
信号を右折し三角地方面へ進むと出てくるのが次のおすすめアンティーク家具通りだ。
この道を進み続けると宿泊していた1泊1000円のイテウォンインがあるのだがそこへ向かうため必然と1週間何往復も目にするのがこのイスたち。
道の両端にアンティークショップが並びな雑貨を中心に電飾や陶器など韓国の伝統的なものよりか洋風なものが並ぶ。
なぜかどの店も数脚のイスを店頭にディスプレイする不思議な習慣がおもしろい。なんとなくストーリー性がある気がしてじっくり観察してしまうし改めたイスの無限な形に見惚れる。
自分の場合、お気に入りのカフェや喫茶店というのは味や雰囲気も大事だがイスの角度、深さつまり座り心地が大きく関係する。これらのイスはディスプレイでおそらく売り物であろうから実際に座ることはできないがこの数を一挙に見る機会に恵まれたのはラッキーな事。
枯葉が落ち冷たい風が吹きつける冬のソウルの街並みはものすごく寒色系のイメージがある。その中で暖色系の光が目に入りそこにイスが置いてあるだけで何か温かい気持ちになれる気がした。数十メートルあるくたびに出てくる無数のコンビニを見てもこうはならない笑 観光客だから大きな買い物ができないのは非常に残念だが店に入って中を見てみる価値はあり。