All in my head

1994年生。元客船クルーの航海日誌 / IG @imknto はリアルタイムで更新中。

バンコク/全身で味わう異空間 タイ

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あまりの衝撃で鳥肌がたったバンコクの景色を3つ紹介するがその前に宿探しの話。選択肢は2つ、ホテルかバックパッカー。旅のスタイル次第だが全体として価格帯は日本よりずっと安く泊まれるので少し贅沢してみるのもありだろう。
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すごく簡単に言えば(自論)スーツケースで旅行する人はホテルへ。バックパックで旅する人はバックパッカーまたはホステルといったドミトリー、ゲストハウスに泊まる。自分は後者。バンコクの宿泊施設の充実っぷりは素晴らしい。選択肢が多くコスパがいい。値段もかなり抑えられて綺麗なところに泊まれる。

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そしてそこで会うのはたいてい外国人だ。特にヨーロピアンの若者たち姿は印象的だった。自分と同じまたは若い彼らははんぱなく自由に旅をする。どこから来てこれからどこへ行くのかは人それぞれで行き先が明確に決まってない人も少なくない。そう言う人たちはバックパッカーのPCで安い飛行機券を探しその場で行き先を決める、そして現地で宿泊先を探す、そんな手順だ。だいたいそこで何人かと話し仲良くなるものなので一緒に行動してみよう。f:id:Imknto:20180915161612j:imagef:id:Imknto:20180915161541j:image

バックパッカーから見下ろす渋滞。バンコクの交通渋滞はえぐい。(特に夕方の帰宅ラッシュ) これにはまったらなかなか抜けれずそしてまた次々と後続車が来る繰り返し…車の数が増えたのが大きな理由で、それはある意味バンコク市民が経済的に裕福になってきた証拠と言えるだろう。狭き車間をバイクが抜けていく。

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バックパッカーで知り合ったドイツ人とロシア人の3人でカオサン通りへ。英語を勉強し始めだったこの頃、全く何を喋ったら記憶にないが会話についてくよう必死だったと思う。

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東南アジアで1番有名なストリートと言ってもいいカオサンロードはバックパッカーの聖地ともいわれる。パリピが世界中から集まり夜通し踊る唯一無二のストリートだ。

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Tシャツを中心にばらまき系のお土産も充実しているが一本裏道に入ると驚くほど静かで格安のホステルやマッサージ系列の店が営業している。

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カオサン名物のゲテモノ屋台。これは完全に観光客向けで写真を撮るだけでもお金を要求してくる場合があるので少し注意が必要かも。経験がてらカエルの串焼きにトライしてみたが味は無。タガメやサソリが売れ筋か…
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SINGHAやCHANGなどタイのビールは軽い飲み口ものが多く、水感覚でいけてしまったら飲み過ぎ注意。向こうからしたら観光客は一目瞭然で特に日本人はお金持ってて英語も喋れないから狙いやすいと思われている。貴重品また会計時のいざこざ(経験談)にはくれぐれも気をつけましょう。
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夜が深まるほど楽しいのは万国共通、バンコク だけに…左右両方から響き渡る違う曲のEDMは最初は気持ち悪いがだんだん慣れてくるとともに、ヨーロピアンのダンスのポテンシャルが桁違いだと言うことを実感するだろう、特に腰の動き。
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ちなみに昼のカオサンはこんな感じ。閑散としていて見所はゼロ。ツアー会社がこの辺りに多くてもし現地でツアーを申し込むのであればこの辺りが無難か。トュクトュクの運ちゃんが話しかけてくるツアーの話に乗るとほぼほぼカオサン付近に連れて来られる。(経験談)
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日が沈み蒸し暑さが弱まる夜。もうひとつとっておきの場所に2つ目の鳥肌な瞬間がある。

それはタラート・ナット・ロット・ファイ・ラチャダー!通称 鉄道市場またはトレインナイトマーケット。
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MRT タイ カルチャーセンター駅 3番出口を出て歩くこと5分。大きなショッピングセンター(以後SCと呼ぶ)に着く。SCのメインゲートからまっすぐ進み奥にある小さな出口へ向かう。ちなみにこのSCもふつうにナイスなお店のメンツで十分楽しめる。そして立体駐車場に入り非常階段をひたすら登り続け…息が切れてきた頃には見下ろせる十分な高さだろう。
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ゆっくり屋台の方へ向かうこの数歩が最高にドキドキする。あとはドーンと視界が開けるのを待つのみ。その景色は決して裏切らないだろう。f:id:Imknto:20180915160903j:image

約1000軒の屋台からあがるムンムンの熱気と裏のSCからくる空調の生暖かい風。そして涼しい夜風が混じり合うトレインナイトマーケット。メインは食べ物系だがアクセサリーや服、雑貨、理髪店など多種多様。現地の人も多くとってもにぎやか。上から見下ろすだけで個人的には十分…月曜休みらしいので注意してください。

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3つ目の感動は最高に刺激的だ。

シク教(またはシーク教)寺院で提供される無料の朝食を食べにいくというもの。日本のガイドブックに載るようなところでないのは間違いない。

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渡航前にブログで発見しいくしかないと心に決めていた。インド人街といっても普通のタイの街並み。そこに突如現れる異国な建物は奥に長いつくり。ドキドキを抑え進む…敷地内からすでに鳥肌。
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靴を脱ぎ貸し出されるオレンジの帽子をかぶり信者になりきって階段を登り広間へ。おそらくヒンディー語であろう延々と続く講義をスピーカーから聴きながら赤い絨毯に沿って一列で食事をする。
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このめちゃくちゃアウェーな雰囲気で食べる2種類のカレーはまったく喉を通らない。味はふつうで辛くない。手で食べなきゃいけないのかと思いきやスプーンあります。写真撮ってるのばれたら殺されるんじゃないかくらいの張りつめた空気で一枚。終始落ち着かない心を食後のチャイで落ち着かせる。美味しい。壁にある看板や周りの人をよく見て行動することが大切、肌の露出が多い服は避けてリスペクトを忘れずに。怖いもの見たさの旅人には是非オススメする。貴重な体験ができます。