All in my head

1994年生。元客船クルーの航海日誌 / IG @imknto はリアルタイムで更新中。

東南アジア/空き瓶とストローの美学

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瓶に口をつけて飲むことは日本にいると特に違和感はない。しかし東南アジアの人は容器に直接口をつけたがらず、大抵ストローがささっているのだ。

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初めて??と気になったのは自身初東南アジアだったバンコクを訪れた時。ランチででてきたスプライトにはすでにストローがささっていた。🇹🇭

そのストローは瓶から抜かれることなくケースに入り、溜まり、重なり道に置かれたときなぜか美しさを感じてしまった瞬間は今でも覚えている。🇵🇭

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ケースの色、ロゴそして容器のくもりがかった無機質ながら美しい瓶の形。透けるビビッドな様々なストローの色が加わる。

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先進国ではストローゴミが昨今大きな社会問題になりつつあり廃止や紙製にするなどの動きが高まっているが日本国内はまだ浸透していないのが正直ところ。

 

瓶はどの国でもリサイクルされるが、どのような工程でリサイクルされるかは分からない。自己防衛の一つとして、衛生的にあまり口をつけたくないというのはな分からなくない。

他には口紅がつくからだったり、直接口をつけて飲むとあごがあがり首元のシワの化粧をしてない部分が見えてしまうから(聞いた話)など理由はそれぞれ。

缶の場合も口をつける部分をティッシュで念入りに拭いてる人もいたり…信頼できるのはペットボルトなのか。

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ビールもせっかく瓶に入ってるのにジョッキに移して飲むのが東南アジア。

暑さからもともと飲みやすさ重視のテイストでグラスに氷を入れて飲む事も多い。ベトナムのハイネケンは瓶がシャンパンのような密封方で趣向が違う。🇻🇳

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ソフトドリンクもまた同じ。筆者のお気に入りスポーツドリンクの100プラス。🇸🇬

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時にはグラスの方が信用ならない…。
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タイではコーラを瓶で飲みたいのにわざわざカップに移し替えてくれたりもする。WHY!?f:id:Imknto:20180507115520j:image

台湾はあまりストローはささっていない🇹🇼

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韓国もまた同じ🇰🇷

こういう小さい違いを見つけるのも旅行の楽しみ、というか各国の空き瓶チェックは変な趣味に近いかも…写真が多い。

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なぜここまで空き瓶に執着するようになったかというと初の東南アジアだったバンコク旅行から1ヶ月後、たまたま銀座で酒屋の配達のバイトを始めたからだ。🇯🇵

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お酒をはじめドリンクをお店に配達し、ビールやコーラなどリサイクルできる空き瓶を回収する。それからというもの、職業病のようになり空き瓶に注意してみるようになった。

おそらく一回クセになるとずっと抜けないかもしれない。