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1994年生。元客船クルーの航海日誌 / インスタ@imknto はリアルタイムで更新中!

メルボルン/たらればばかりのホームステイ 🇦🇺

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メルボルンで経験した3週間のホームステイと語学学校通いを振り返って思った反省点、つまりしくじりを紹介する今回。

いくつかでは収まりきらないかもしれませんが…まずはそもそもワーホリとは何かについての説明。

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ワーキングホリデー通称ワーホリとは日本とオーストラリアやカナダ、ニュージーランドなど11の国と日本の政府間によって発行されるビザの1つでパスポートがあって20代なら発行が可能。

一般的に1年間は就労、就学が自由にできる便利で画期的なビザなのだ。詳細はワーホリ協会の公式サイトでご確認を。国によって細かな規定が異なるので比較してみよう。

https://www.jawhm.or.jp

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オーストラリアは発行するビザ人数の受け入れ制限がなく最長2年いれたりとロングステイが可能、気候が温暖など好条件が揃ってワーホリする日本人は特に多い。

銀行口座も政府のワーホリ公式サイトからもらうワーホリ番号とパスポートがあれば簡単に作れてる。仕事をするにあたり銀行口座と現地のクレジットカード付きキャッシュカードは必要不可欠な存在。

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日本でエージェントを通して語学学校は決めた。シティには数え切れない数の語学学校があり巨大ビジネスとして成り立っている。

フリンダースストトリート駅からすぐのところの午前中クラスに行った。最初のテストでレベルが分けられ独自のテキストとともに文法がメインの授業。先生はオージーのジョージアさん。

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クラスは5〜8人いて日本人、韓国人、またアルゼンチン、チリ、ペルー…南米出身の人が意外にも多かった。中東、東南アジアも多い。言いたいのはとにかく多国籍で共通点は皆それぞれに母国語が第一言語だということ。ミャンマーの人に見せてもらったビルマ語の形は衝撃的だったが、冷静に平仮名も向こうの人から見たらこんな感じなのかもしれない。

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語学学校は嫌いではなかったが、日本で復習してきた基礎的な練習が続いた。当たり前だが進行、細かな説明、単語、すべて英語なのが新しく感じ言い回しを板書した。

クラスの人とはあまり会話することはなく午前中の授業が終わるとすぐに仕事に行く流れがあり学校でしか顔を合わせるだけだったため友人ができなかった。昼ごはんを近くの日本食レストランで食べて、ウインドーショッピングがてら図書館に行き帰る孤独な日々だった。

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語学学校は日本で決めずに現地に行ってから内覧などして学校のやり方、人種の割合、テキストなど見比べてからでも決して遅くはないと思う。

そもそも授業料、授業の進展を踏まえて半年とか行くのはどうかなと感じた。長くても3ヶ月ってとこだろう。どうしてもゼロの状態から語学学校に行きたいのなら格安でフィリピンのセブ島に行く方がいいと思う(行ったことないがよく聞く) 独学でブックオフで参考書と単語帳をひたすらやれば必ず基礎、基本の文法はできるようになります。

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ここからはホームステイについて。

ホームステイ、ホステル、シェアハウスこの3つが主な住み方。一人暮らしはメルボルンの物価ではほぼ不可能なので考えない方がいい。一度くらいは経験した方がいいとホームステイを選択した。

無料の日豪エージェントを通して決めたのだが何も選べない上に、無条件に指定されるという恐ろしいまでに運ゲー。

しかも食事、洗濯などすべてこみという理由から週/450ドル×3…さぞかし豪勢なホームステイになるだろうと期待していたが現実は余りにも酷だった。

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家族構成はおばあちゃんシルビアとそのおばあちゃんの妹のおばあちゃんの2人暮らし。

オーストラリアでよく見る大きな平屋の家で車は三菱だった。これは親日では?という期待もすぐに裏切られる事となる。初日の買い物からどうもホームステイ手馴れてる感が出ていた。ゲストとしては扱われず家族の一員というわけでもない。

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食事の量を増やして欲しいというとそれなら帰り道にマクドナルドに行ってこいと言われ、じゃあ自炊するというとガスは危ないから使わないでといわれる始末。そして3日目の夜にしてほぼ口を利かなくなったのでした…キレイなメルボルンの夜景とは裏腹に本当に家に帰るのが嫌な毎日。

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簡潔に筆者がしくじった事、後悔一覧。

 

1.Wi-Fiがあるほど部屋にこもりがち、街に繰り出してもっと写真を撮ればよかった。

2.何時に帰るか、語学学校の人と食事をして帰る場合、などなどメールより電話することで英語をこちらから喋るようにすればよかった。

3.すぐに友だち(鬱憤が溜まった時やうまくいかない時に言いあえればなおよい)が作れなかった。

4.公共交通機関を使って遠出すればよかった。

いつまでもシティにいるとは限らないのでいける時にまわれるとこはまわってお気に入りのスポットを作ろう。

5.アルバイト探しはネットの情報よりも実際に体当たりでレジュメ配りをすれば良かった。

これが出来そうで勇気いるんです…etc

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ほぼこの全てにあてはまる解決法はまず現地で知り合う新しい友達を1人作ること。仲良くなったらその友だちの友だちも友だちでありコミュニケーションをとる努力をしよう。自分の知らないこと、リアルな情報をたくさん共有してくれるはずだ。

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中には先に知り合いがオーストリアにいて家や仕事がすぐ見つかる人もいる、正直なところそうゆう人がめちゃくちゃ羨まししかった。でも友達の持つ横のつながりやコネクションは縁なので妬んでも仕方ない。自分独自のルートで新しい人脈を築いていくしかないのだから。

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まとめるとワーホリは取得しやすいビザであり、就労が可能でホームステイは運次第。

まずは現地で新しい友達を作ろう。

最初はうまくいかなくて当たり前、その環境でどれだけ自分から行動して楽しめるか。これを超えたら強くなるしどこでもやっていけるはずです。がんばって!