ミルデューラからバスで12時間、ファームで稼いだカラフルなオーストラリアドル片手にファームを出た(卒業と呼ぶ)友だちが待つメルボルンへ。ワーホリ始まりの街に6ヶ月ぶりに戻ってきた12月後半、2015年もう終わりにさしかかっていた。
なんといってもメルボルンの夏空は気持ちが良い。冬のどんより重い曇り空、コート着て日が出てるの3時間みたいな天気の元、悪夢のホームステイとつまらない語学学校通いで病んでいたあの日々がまるでウソのようだ。
子どもたちも昼間からゴロゴロしている。このまま成長して生粋のオージーになるのだろう。紫外線強いので帽子かサングラスは必需品です。
Flinders Street 駅から橋を渡ってすぐの美術館 National Gallery Of Victoria へ。この時の展示がAndy Warhol と Ai Weiwei のビッグネームコラボ。大胆かつ繊細な色彩と奇抜さ、非常に見応えありました。
国内も少しずつ増えてる傾向にある気がするけど写真撮れる展覧会はいいね。なぜ、ぬいぐるみが噴水に入るのか、、その後少しだけ St. Paul’s Cathedral へ。
トラム(路面電車)から一望。この Yarra River 沿いは一際夜オシャレになります。メルボルンのウォールアートと言ったらここってくらい有名な Duckboard Place Graffiti に移動。
吸い込まれるように裏路地へ…次元が違うレベルで次々と書き足されるのでもうこのアートたち新たなアートに変わってることでしょう。なんでもそういう刹那風に考えるとエモいですね…全力で映え狙い。
Bourket Street の Royal Arcade も kawaii がつまっております。雑貨にバッグにアートにパテストリー…お財布と相談しながらカメラ片手に歩きましょう。仕事ない時はコーヒー1杯でなかなかのダメージDeath.
城のようなH&Mも隣のブロックにあります。ショッピングモール Mayer Melbourne はお買い得多め。footlocker で最新スニーカーをチェック。近くにだいたいある Target はきれいなドンキ(絶対言い過ぎ) 感覚でいけば1時間は潰せます。Coles, Woolworth でお土産になりそうなお菓子を買いあさりましょう。
トラムに乗り St. Kilda ビーチへ。おそらくメルボルンに長くいればちょっと郊外にローカルなお気に入りビーチを見つけれると思うが諸事情でメルボルンから逃げるようにファームに行った身としてはここしか知らない。でもここ好きだからよし!
それはもう由比ヶ浜なみに人が。冬との違いを痛感。でもやっぱり夏がいいです。
この桟橋を歩くだけで幸せになれる気がしますね…何をしても年は取るのでなれるならこうゆうじいさんになってゆっくり時間を過ごすというにわかな憧れは持ち続けたい。この岩の近くにペンギンいます🐧
これにて1stワーホリ終わり。2ndビザはまだ持ってます。いつか使う時のために…30歳まであと5年。
「成功するかは分からないが成功を求めて努力する過程で100%成長している」これは本田圭佑さんの言葉だが、自分のワーホリを振り返ると環境や待遇面では周りの成功してるように見える人と比べたら自分の上げた成果や報酬は成功とは呼べないかもしれない。約120日ファームに在籍しセカンドビザを無事取得できたが歩合制のシステムと高いモーテル代で貯金はほぼ出来なかったしかつ労働時間も長く英語を話す機会も多くはなさった。でもその中で経験したことは数えきれず、美しく言葉を失うような景色をたくさん見れたのは間違いなく自分の財産だ。年上の全く別の生き方、社会を経験してきた人たちと共に生活して、働くという環境で新しいものを次々とスポンジのように吸収してくなかで何かが自分の中で崩れた気がした。人生観が変わったと言えばやや大げさだが物の価値や見方を考え直す転機となりました。
空港へは便利な スカイバス に乗ってオーストラリア日本間でいつもお世話になっている ジェットスター に乗ってLCCでおなじみ 成田第3ターミナルに帰国するのでした。