クアンシーの滝を満喫したルアンプラバンからバンで南下し目指すはラオス中部の街バンビエン(Vang Vieng)。ビューポイントから見た壮大な景色をインスタで見て行こうと決めた場所の一つ。5時間の道のりだがその道は想像を超えるほどの山道と悪路だった。
まわりきれず立ち往生したトラックに道を塞がれ歩くしかなくなった中国人ツアーバスの乗客たちを横目にハイエースは進んでいく。
今だから言えるが正直なところ、ラオスにそこまで期待していなかった。経済成長が著しい近隣のタイやベトナムのシティと比べたらどこか物足りないイメージがあったからだ。
先に飛行機も宿もも予約してから赴く系バックパッカーなゆえ予想を大きく超えた楽しさが訪れた時によし、ここ気にいったからロングステイしようができないのだ。ここビエンチャンでそれが現実となる。
小休憩ポイントが大自然。
はるばる到着した小さなバンビエンの街にあるBLACKPINK のビルボードに元気付けられる。
わたしが泊まるのはこの金玉ホテルではなくMagic Monkey Garden Bungalow
ビューポイントにさえ行ければいいと思いついたバックパッカーのフロントの壁に貼られた大きな地図を見て思わず膝をつきそうになった。
余りにもたくさんのネイチャーアクティビティがあるではないか…聞いてないよ。(誰も教えてくれないよ)たくさんのツアーがそこで組めるのだ。寝てる犬にまで旅初心者かよと言われた気分に。
前日ルアンプラバンでバイクの2人乗りを楽しみその子と別れたため、1人でバイクに乗るのが鬱になりレンタルチャリを選択。ギシギシ言う橋を渡りビューポイントを目指すと後ろから大音量のマフラー音と共にマリオカートのようなバギーに乗ったイケイケコリアングループたちに何度もすれ違う。
せめてバイクにすればという後悔を必死に抑えチャリを漕ぎ30分かけてビューポイントに到着。地図の見方を誤った…遠い。着いたのがお昼過ぎだったゆえ次は速く登らないと日が暮れてしまうという恐怖が襲ってきた…また足腰を追い込み山登りスタート。
KEENなんかで来るんじゃなかったと後悔させられるほど急でかつ不安定な斜面。たまに通りかかる人が口を揃えて頂上が遠いという。30分かけて駆け足で登った。まだやればできる年齢のようだ…(24歳)そこから見る景色はもちろんきれいで息を呑むもので喉も乾いてていたから余計に。英語でも breathtaking という意味を体感。
疲労が襲いかかるのを感じながらまたチャリをこぐ。ここでは世界一安く気球に乗れるとうたっているがそれはどれだけ信頼できるのだろうか。
ちょっと休憩。超絶お腹すいたのでコンビニで大好きなラオビアと辛ラーメンを…?辛ラーメンありすぎでは。ボートツアーから帰ってきたコリアンたちがわんさかいる。聞こえるのはもちろんハングル、あっっここはもう半分以上韓国なのかもしれない。さっき見たBLACKPINK がここにきて効いてきた。
夜はビエンチャンでは有名なSAKURA-BARへ
大丈夫かそのネーミングと思いつつ入ると爆音のK-POPが流れている。それも BIGBANGにBLACKPINK とYG縛り、そこにタテノリEDMをミックスしてくる。なんだなんだここは、、めちゃくちゃ楽しいじゃないか。ラオビアの値段はそこまでぼったくりではなかったので一安心。ここでも韓国人が6割、現地民が3割、その他の国籍が1割くらいか。まあこのお店ではかなりの確率で現地のレディにチヤホヤされることは前もって言っておきます。
一泊だけして次の日の朝ラオスの首都ビエンチャンへ向かう自分のスケミスを後悔しながら夜の1時半くらいに帰途についた。この数週間後友だちにここに来る予定だったので起きたことを伝えた。ブルーラグーンのラフティングが最高に楽しいらしい。高いらしいけどあのバギーも乗ってみたいし…また来るしかないのか
もはや弾丸旅行になっていたので筆者からのアドバイスはラオスの街は何があるか分からないからとりあえず2泊しましょう。