仕事が生活の大半を占めることは生きていく上で避けては通れない。でも働きすぎはよくないしオンとオフの切り替えは大切。日本のサラリーマンにとって休日を趣味や自分の時間に使うのは難しいかもしれない。趣味がない、なんて寂しい限りだし休みは寝て終わりという事もあるだろう。オーストラリアの週末、シティの外れにあるパークで見かけた大人たちからはそんな雰囲気はあまり感じなかった。
土曜日のメルボルンのとあるスケボーパーク。なぜここに辿り着いたのかはまったく覚えていないが電車に乗って郊外へ行った際にたまたま見つけたのがここ。
初めて目にするスケボーパーク。ウィールの心地よい音とともに軽快に滑るオージーの姿はとにかくかっこよかった。
話は変わり、東京駅前の皇居側の広場で夜10時くらいにスケボーをする外国人2人を見つけて写真を撮っていた。そして警察官が来て音がうるさいからという近隣住民からの苦情から止めるように、ということだった。その時何かすごく残念な気持ちになった。この音が騒音扱いされてしまうこともそうだし、パークがないこともそう。野球やサッカー禁止の公園なんて意味がわからない…また話がそれそうなのでこの辺で。
スケボーにかかせないのがソックスのデザイン。スニーカーのデザインとどう組み合わせるか…メルボルンにはスケボーショップがたくさんあって数も豊富。
VansのOld Schoolと板はやはり絵になるね。
天気のいい日に外に出てスケボー片手にパークへ行き友だちに会う。それだけでもいい休日。
キックボードもかなりのシェア率。スケボーより高く飛びよく回転するので見てて楽しい。
今回のタイトルのおじさんがこちら。ファッションや色使い、服の素材が周りとはあきらかに違って大人の雰囲気を感じる。最高にいかしてるこのセンス。ぶらさげてるキーが車の鍵でさらっとBMW X4 とかに乗ってたらな〜という妄想をしてしまう。若者たちに混じって黙々と練習するその姿は心に深く残った。
BMXのフリースタイルはパークでひときわ目立つ。
趣味はなんですか?の質問にすっと答えれるだろうか。仕事以外の時間にどれだけリフレッシュできるかは大事なこと。うまい下手、経験ある無し関係なく何かひとつ夢中になれるものがあったらいい。もし自分が答えるとしたらやっぱり旅だと思います。