All in my head

1994年生。元客船クルーの航海日誌 / IG @imknto はリアルタイムで更新中。

シェムリアップ/無知は罪、ド派手にやらかす カンボジア

東南アジアラウンドトリップ最大の目的地アンコールワット。しかしそこで3つの大きなミスを犯してしまった。旅行にハプニングは付き物だが避けれるものも多くその分悔しい。 

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首都プノンペンからアンコールワット遺跡のあるシェムリアップまで約5時間。バスの本数はたくさんありどのチケットショップも大きなそれがメインのビジネスであるため買えない、分からないといった心配はいらない。自分でやるのが不安ならホテルのフロントに対応してもらうこともできる。しかもカンボジアの通過はUSドル。現地通貨のリエルを出すと嫌な顔されたりもするさすがは世界的観光地。
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ただ街の景色はインフラ整備がまだ整っておらず閉らず途上国の現実を垣間見る。バスのチケットを買った店で待ち時間に食べたお昼でのこと。いつピックアップ(迎え)のバイタクが来てもいけるようにアルミホイルで包んで出してくれる優しさに感動。味もプノンペンの飯が東南アジアで1番安定しててうまいと思う。

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見たことのないバイクで巨大なメコン川を通過。ここを船でベトナムから来たと思うとしみじみ。周りはヨーロピアンばかり。

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シェムリアップ到着しホステルに電話してバスターミナルにピックアップしてもらうよう頼む。どこでも英語が通じるのも東南アジアとは思えない。

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ホステルに着き荷物を降ろし近くのカフェでコーヒーとパンをつまむ。英語が普通に通じて驚き。換金ついでにバイクを借りてナイトマーケットを散策。偽物ばかりのレプリカユニフォームの中にプノンペンFCという現地のサッカーチームを見つけたり(けっこうお気に入り)充実したシェムリアップ初日。そして友だちは屋台の1ドルの惣菜をいくつかテイクアウトし、自分はピザを買い部屋で晩酌、順調。
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ちなみにホテスルの部屋は豪華にダブルルーム。それでも一泊800円ほど。いつも二段ベットが並ぶドミトリーで寝てる身からするとそれはそれはすごいこと。ほろ酔いのなか翌日のアンコールワットを想像しつつ就寝。

1つ目のハプニングが発生したの朝5時半すぎ。寝坊だった。4時半前には起きるつもりが、、運転手の友だちを叩き起こし、バイクで約20分、エンジンをかけホステルの門を出るところを未だにはっきり覚えてる。それだけ切羽詰まっていた…夜明けはすぐそこ。 アンコールワット遺跡の奥からちょうど登る朝焼けとそのコントラストを楽しみにしていたのに。

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横目に地平線と雲の隙間から見え隠れする朝陽はじわりじわりと高くなるほど焦りはつのる。遺跡の入り口に到着。このままいけば朝陽がアンコールワットからまだギリギリで観れるのではないか、そんな希望的観測は警備員の一言により打ち砕かれる。
チケットは? …
?????ここで買えるんでしょ?
違うよ。ここから30分くらいいったところにチケットセンターがあるからそこで買ってね。バイバイ〜無知すぎた。そこへの道が分からねえと軽く逆ギレしたのは今でも反省。ご好意で警備員の1人がバイクでチケットセンターまで先導してくれた。その時間とともに空がどんどん明るくなりいつも通りの朝が来た。チケットセンターの写真がないのは失意のどん底だったから。当日の朝陽目当てでチケットを買う客の流れは絶え、閑散とした雰囲気が広がる朝7時。おみやげもここの方がゆっくり買えるし品揃えが良いと思う。

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あまりの絶望で写真がないなかスクショが残っていた。シティからは遠くないがアンコールワットからいくとすごく遠いので注意。選べるのは1日券と3日券そして1週間券でどれも日付と顔写真付き。ちなみに1日券の値段はじわりじわりと値上がりし2017年8月時点で37USドル。

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シェムリアップの滞在残り2日で3日券はなんとも言えないが自分たちは朝陽を見逃した現実が悔しかった。がしかしチケットが思いのほか高い。朝陽を捨てて一日券を購入。ホステルに戻り部屋でかけた音楽がたまたまTWICE のTT 日本語版で出だしが まじで焦っちゃって♪…笑った、、フリーの朝食を食べて機嫌を直して出直すのであった。旅から学ぶことは多い。

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チケットを持ち遺跡の入り口にいたさっきの警備員に見せてかつ謝罪。スッキリ〜。バイクは勢いよく森の中を抜けしばらくすると一気に視界が開けてアンコールワットの外堀が出迎える。この開け方がまあ爽快!駐車スペースにバイクをとめ日本語版の音声ガイドを借りいざアンコールワットへ。

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チケットショップの場所をしっかり確認する事。そして前日の過ごし方とアラームのセットでアンコールワット遺跡の出だしは失敗しないはず。ちなみに3つ目のミスは現金を取られたこと。ホステルのレストランで会ったあやしい自称トルコ人におごってもらったお酒を飲まされすぎて…これ以上書くと思い出すためこの辺で。外国でのお酒の失敗は死活問題に直面します。現金ゼロから奇跡が結構重なりここから2週間生き延びシンガポールまで到達したある意味サクセスストーリーはここシェムリアップから生まれた。気をつけましょう。