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1994年生。元客船クルーの航海日誌 / IG @imknto はリアルタイムで更新中。

ヤンゴン/あっさりスーレーとじっくりシュエダゴン ミャンマー②

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それは聞きなれない3文字だった。

ミャンマーどうだった?パゴダが多いね。

ミャンマーと言えば何?…パゴダかな。

旅の最後の方はまたパゴダばっかりってなるよ、、。 何を言ってるか分からなかったが行けばわかるその通りだと。パゴダとは仏塔を意味する英語でミャンマー様式の仏塔のことをさす。寄進によって成り立ち礼拝の対象となり寺院とはまた違うようだが詳しい違いについてはググろう。ヤンゴンダウンタウンには国を代表らメジャーなパゴダが2つある。それがスーレーとシュエダゴンだ。

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スーレーパゴダ はダウンタウンの中心かつロータリー交差点の中心に位置している。パゴダは一目瞭然でその存在感は桁違いだ。特に夕方から夜にかけてライトアップされ輝きを放つ。

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バスストップがすぐ裏にあり交通量が多いので道路を渡るときは注意しよう。東南アジアの中でもヤンゴンの運転は群を抜いて危険で余裕で踏み込んでくるし止まる気配ゼロ。パゴダの中に入ろうとしたが門の両脇に陣取る花売りのおばさま2人に手招きされ一気に冷めた。入場料が4000チャット。(300円しないくらい) だから全然ありなのだがちょうど雨も上がったところだったので水たまりの反射を狙って写真を撮っていたらなんか満足してしまった。中に入らないとこれ以上のアングルの写真は撮れません。

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この辺の街並みはイギリス植民地時代の影響を彷彿とする建物が集まっていてお洒落なレストランやカフェが多くおすすめは Rangoon Tea House.

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空港で声をかけタクシー相乗りさせていただいたイギリス人お2人。 ヤンゴンで働いていてここで待ち合わせしてお茶をすることになった。流石は駐在いいお店を知ってらっしゃる…ドアを開けた瞬間ヤンゴンにいることを忘れる。サービスもすばらしくメニューも豊富で食事類も充実。値段もローカルに比べたら高いがそれでも日本よりはかなり安いし全体的な質と比べたらもっと払ってもいいと思える空間だ。1階はカウンターがありカフェ仕様、2階に上がると急に落ち着いた雰囲気となり照明の暗さが目に優しく柔らかいソファに一度背もたれたら立つのほんとにしんどい。英語の会話にわりと必死でしょうもない写真しか撮れず、、ヤンゴン行ったら是非!

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話は戻りスーレーパゴダの写真を撮った後とんでもない雨が降り出しスコールかと思い雨宿りをするも全くやまない。やっと弱まりはじめたたのが3時間後…結果、夜のライトアップされたシュエダゴンパゴダを逃すはめに。
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切り替えて翌日朝からシュエダゴンパゴダへ。気持ちダウンタウンから遠いので安いしタクシー乗るのもあり。ローカルバスは何度か乗ったが混むし進むの遅い。でもめちゃくちゃ安いので空港に行く時などは使える35番。

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前日の天気とは打って変わり快晴、、でも雨季のヤンゴンはとても変わりやすい天気でほんとにすぐ雨降るので観光の時期的には他の東南アジアに比べても雨季はおすすめしない。スコールはすぐ止むのだがヤンゴンの雨はしとしと降り続く普通の雨。

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どこのパゴダの原則裸足。短パンもなるべく避けたほうがいいと思う。あくまで神聖な場所に行くということでそれなりのコモンセンスは念頭に置こう。入場料は10000チャット(700円くらい)でチケットといっしょにシールをもらう。それが目印となり1日有効。そのメリットを駆使し昼と夜2回に分けて行くか夕方に入って夜までゆっくりするなどしてとにかくライトアップされた金色の長いパゴダを見たいのだ。
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前日の雨のせいにしたいがスケミスもあり、この日の夜6時にバガン行きのバスを取っていた私はここの夜景を見ることができませんでした。なぜか、いく気が起きずヤンゴン滞在最終日まで延ばしたため、完全な自滅。

バガンで夜のシュエダゴンパゴダ(バガンにも同じ名前のがありこれよりもちろん小さい)を見たときわりとガチで後悔したのでこれを読んで実際に行く皆さんはヤンゴンのシュエダゴンパゴダの夜景見るの忘れずに。なんなら初日に行こう。

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写真だと金ピカにしか目がいかないけど実際この周りを歩いて一番感動したのは塔の先についた鈴の音。無数の仏塔(パゴダ)が風にあたって次々と重なる音色は無性に心地よくこれだけでもミャンマー行く価値あるかと思う。先端にはダイヤモンド埋め込まれてるらしい。こんなとこでゆっくり瞑想したら悟り開きかけそうなのでしない。

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とある僧侶に呼び止められ念を込められた葉っぱと数珠?とスナックをもらう事故。去り際に寄付よろしくって言われたあたりがあざとい。いらないなんてパゴダでは言えないので受け取り最低限のミャンマーチャットをチップがてら投函。

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絨毯のしいてある所を通らないと普通に足濡れます。観光地と清掃されていているので裸足でもそこまで嫌じゃない。

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フォト〜とおじちゃんがたちが声をかけてくるがこれだけ笑顔で仕事してる人は他にいなかった。同業者として見習いたいと素直に彼を見て思う。この手のフォトグラファーはここに限らず有名なパゴダには必ずいる。腕は未知数だがたまには人に頼むのもいいかもしれない。

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四方向から入場が可能だがおすすめは西門から入ること。本堂までの距離が遠いので奥行きが楽しめるのと、だんだんと登っていくエスカレーターの階層と共にテンションも上がります。どこも金色で退場してもまだパゴダの鈴の音の余韻が耳に残り心地よい。
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数珠は帰りに拾ったタクシーの運転手にあげました。ヤンゴンは2泊もすれば十分楽しめるのでそこ起点にゴールデンロックのある チャイティーヨーやバガン遺跡、インレー湖 のある ニャウンシュエ、第2の都市マンダレーなどへまだ見ぬパゴダを探しに足を伸ばしましょう。

鎖国状態だった軍事政権からアウンサンスーチーさんが最高権力者となり民主化してもうすぐ10年、完全な民主化へは法改正などやること多く民族問題などの対応や思うようにいかない経済発展などを背景にアンチアウンサンスーチーが増えている実情も。それでもヤンゴンにはどんどん外資企業が入りお金が周り今後どんどん変貌していくであろうミャンマーが楽しみです。